メール形式とは? わかりやすく解説

メール形式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 02:54 UTC 版)

電子メール」の記事における「メール形式」の解説

元来は、メール文章程度プレーンテキスト形式物のであったが、上記MIME規定および普及伴ってメール本文HTMLにより記述したHTML形式メールも、RFC規定され一般に使われるようになったHTML形式メールは、メール本文HTML記述できるのでメールウェブページ同様の表現力持たせられる利点がある。携帯電話・PHSでも、cHTML形式のメール一般向け仕様サービスとして提供されているものもある。 その一方で、特に、Microsoft Windows と、その標準メールクライアントである Outlook Express初期設定ではメール作成時にHTML形式選ばれる)の普及伴ってHTML形式メール送受信されることも多くなった。しかしながらメールクライアントにおいてはメール中のHTML情報展開し表示するためのレンダリングエンジンInternet Explorerはじめとするウェブブラウザ)にしばしばセキュリティホール発見されているので、メールを見る(プレビューする)だけで、コンピュータウイルス侵入する被害受けたり迷惑メール架空請求メール等で画像タグ埋め込んだメール送りつけて表示させて、メール表示させた情報収集ウェブビーコンと言う)して悪用するなど、セキュリティ上の問題がある(ただし「HTMLメール表示する事」は「ブラウザWebページ表示する事」と、技術的に根本的な違いはない)。対策としては、ウイルス対策迷惑メール対策のソフトを導入するか、HTML形式メールフィルタリング機能受信拒否するゴミ箱フォルダ振り分けるなどがある。また、HTMLメール表示対応していないメールクライアントもあって、断り無くHTML形式メール送信して正しく受信されないおそれがある。 なお、あるファイルデータをメール添付して送る場合添付ファイルとしてMIMEなどによってテキスト化(エンコード)をしてメール本文埋め込んで送信して受信側で元のデータファイル復元デコード)する方法取られる添付ファイルには、コンピュータウイルス仕込み可能なので、受信時添付ファイル自動的に開く設定になっていると、やはりコンピュータウイルス侵入する被害を受けるなどの危険もある。

※この「メール形式」の解説は、「電子メール」の解説の一部です。
「メール形式」を含む「電子メール」の記事については、「電子メール」の概要を参照ください。

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