マークIX
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/30 14:08 UTC 版)
「ジャガー・マークVII/VIII/IX」の記事における「マークIX」の解説
1958年10月に登場したこのシリーズの最終型。 機構的にはXKエンジンが内径φ87.0mm×行程106.0mmmの3,781ccに拡大され220hp/5,500rpm、33.2kgm/3,000rpmにパワーアップしたこと、ダンロップ製四輪ディスクブレーキとパワーステアリングが標準装備されたことが特徴である。最高速は183km/h。「ザ・モーター」誌のテストでは最高速度114.4mph、0-60mph加速11.3秒と、設計年次の古さを感じさせない高性能ぶりであった。 車体は基本的にマークVIIIと共通だったが「sunshine roof」と呼ばれたスライド式サンルーフが標準装備となり、流行の2トーンカラーも選択可能となった。 1961年により近代的で大型のマークXが登場するまでに、10,005台が生産された。
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マーク IX
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 09:17 UTC 版)
歩兵30~50名、もしくは10 tの荷物を運搬可能な大型輸送車両で、世界初の装甲兵員輸送車でもある。少数生産のみ(休戦時に3輌完成。計34輌製造)に終わる。 エンジンを車体前方に配置した後輪駆動で(そのため内部空間にドライブシャフトが通っている)、車体中央に歩兵や荷物の搭載用の内部空間を作っているが、歩兵用の座席は無かった。側面に左右2つずつ、計4つの乗降扉がある。車体側面には乗車戦闘を可能とする歩兵用のガンポートが設けられていた。 なお、ドイツのA7Vには、戦車型と兵員・弾薬輸送車型があり、兵員・弾薬輸送車型(Überlandwagen、ウーバーラントヴァーゲン)は30輌が完成しており、こちらが世界初の装甲兵員輸送車とされることもあるが、乗員を保護する天板や装甲は無い。 詳細は「マーク IX 戦車」を参照
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