試作車輌の組立て、量産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/03 07:42 UTC 版)
「マーク IX 戦車」の記事における「試作車輌の組立て、量産」の解説
1917年9月、ニューカッスル・アポン・タインにあったアームストロング・ホイットワース社では2両の試作車輌の製造を始めた。これは純然たる輸送車両のマークIXとなるもので、補給車輌としても運用される予定だった。試作車輌は翌年に承認を受けた。この時点で、代替となり得たマークV戦車の車体延長型が、兵員輸送には不適当であることが明白となっていた。200両のマークIXが、ゲインズバラのトラクター製造社であるマーシャル・サンズに発注されたものの、大戦の終結までに3両のみが完成した。総計34両が最終的に生産中だった。この戦車のため、フランスの戦車作業所では特別設計されたソリが開発されており、10トンの物資を追加牽引できるものが試験されていた。
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