マラソン初のサブ10達成・MGC出場権(2024年パリ五輪・男子マラソン選考会)獲得
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2021年4月、スズキAC・藤原ヘッドコーチの近くで直接指導とトレーニングを積む為に、練習活動拠点を東京都内から静岡県浜松市に移した。 2021年12月、第52回防府読売マラソンに国内招待選手として出場。5Km毎約15分20秒を刻むペースメーカーに、同大会4度覇者の川内優輝らと共に先頭集団へ食らいつく。30Km地点でペースメーカーが外れると、神野とドミニク・ニャイロ(NTT西日本・ケニア出身)の2人が積極的に優勝争いの筆頭へ躍り出ると、川内は徐々に遅れ始める(川内は総合3位)。その後は、フィニッシュ直前迄ニャイロとの激しい一騎打ちと成り、ゴール地点のキリンレモンスタジアムに入ってからトラック勝負に縺れ込んだが、優勝したニャイロと同タイムながら僅差で惜しくも総合2位(日本人首位)だった。それでも、神野自身フルマラソンで3年10か月振りに自己記録を44秒更新、さらに念願だった初めてのサブテンを漸く成し遂げる2時間9分台をマークし、そしてMGC出場権(2024年パリオリンピック・男子マラソン選考会)も獲得した。 2022年1月に第41回大阪国際女子マラソンへ、日本男子現役選手のペースメーカーとして初出走。2年振り3度目の優勝と大会記録を更新した松田瑞生(ダイハツ工業)をスタート後から40Km付近まで、福田穣・田中飛鳥らと共に終始先導役を務めていた。 2022年2月、練習中に突然後背部分の苦痛を訴え、検査の結果「肋骨疲労骨折」と診断されて、約1か月の間本格的なトレーニングを中断していた。それから3か月後の同年5月、仙台国際ハーフマラソン大会で公式レースに復帰。
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