マジェラニカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 16:30 UTC 版)
「アリアンロッドRPG 2E」の記事における「マジェラニカ」の解説
アースラン同様『ディスカバリーガイド』で公開された世界である。現状は大陸の北部のみが公開されている。アルディオン北東が戦記物、アースランが「神々の戦い」を想定しているのに対し、マジェラニカでは『モンスターハンター』のようなハックアンドスラッシュ・シナリオが推奨されている。 エリンディルとは海を隔てており、傘の柄を思わせる陸地に火山、砂漠、湿地、密林、雪山、地下洞窟が入り組み、それぞれに「魔獣」と呼ばれる存在が住みつき、居住する人類を脅かしている。 伝承によれば、マジェラニカは神々が6種の動物のために造ったという。島内に「火の時代」前の遺跡が存在することから、「地の時代」以前に人間が生息していた可能性もある。 「火の時代」において、人類がマジェラニカに到達したのはエリンディル西方聖暦128年頃とされる。前年、エルーランから東方へ向けて出立した船隊が、今日のヴァルーナに漂着したというのが通説である。マジェラニカへの殖民が進んだのは、聖暦180 - 240年代に活躍したナレシュというヒューリンとその同志「六勇士」による魔獣討伐が契機となった。ナレシュは少年時代に殖民地を襲った密林の魔獣を討ったことで、魔獣の王ウリドラによって大海に沈められたが、海神リアールに救われて妖精の国に運ばれ、そこで不老の力を得た。マジェラニカに戻ったナレシュは、六勇士と共に魔獣討伐の戦いを進め、人類の居住権を広げていった。そして60歳頃、大陸の最高峰メール山にて太陽神アーケンラーヴと邂逅し、神として昇天した。 ナレシュの昇天後、マジェラニカは彼と六勇士の子孫によって統治されることとなる。「マジェラニカ王国」の名の下、六勇士の血統が6つの地方の藩王(ラージャ)、ナレシュの血統が藩王をまとめる大藩王(マハラージャ)として君臨している。マジェラニカの暦法であるマジェラニカ暦(南暦)は、この統治システムが確立した聖暦278年を元年としている。 マジェラニカの玄関口となるのは大海に面したサムドラ地方の首都ヴァルーナである。6つの港が連帯して形成されたヴァルーナは、名君として名高い藩王ラーム4世の統治の下、エリンディル東西諸国やサハギンの海底都市を結ぶ交易都市として繁栄している。南暦732年(聖暦1009年)、藩王が病に倒れ、嗣子クリシュナが失踪する事態に見舞われ国政が混乱したが、後にクリシュナは救出されヴァルーナに生還。藩王の病も快方に向かったことで収拾している(アリアンロッド2E・リプレイ・キャプテンREDも参照)。
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