マジェスティS
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「ヤマハ・マジェスティ」の記事における「マジェスティS」の解説
マジェスティSは2013年10月30日に発売された。この車両は台湾山葉機車工業が現地で製造している SMAX を日本仕様として正規輸入する形での発売となる。 車体は全面新設計で、かつての125より若干小さくなり足元はフラットボードに変更されたが、リアにはモノクロスサスペンションを装備した。ホイールは前後ともディスクブレーキ装備の13インチとなっている。 なおエンジンは新開発の155ccで出力11kWのものを搭載しているが、車両重量が145kgであることから、ECE R41-04(日本の平成26年騒音規制にあたる)においてClass2(原付二種クラス相当)の規制値が適用される。 2014年6月には欧州仕様も発表された。欧州仕様車はエンジンのボアを52mmに縮めて排気量を125ccとし、前面風防を透明なものに変更している。 2015年9月には日本仕様がマイナーチェンジを受け2016年モデルとしてリリースされた。本モデルではタンデムシートのクッション厚変更、前後サスペンションを欧州仕様と同じセッティングへ変更、ポジションランプのLED球を片側6個→10個へ増加しレンズカットを変更といった改良が施された。また、欧州仕様で標準装備とされるボディマウントタイプの大型スクリーンがオプション設定され、ハンドルと干渉する事なく装着させるためにハンドル切れ角が48°から45°に変更された。更に特別カラー仕様モデルや創立60周年記念モデルも設定された。 2018年1月にモデルチェンジ。ヘッドランプがハイ側プロジェクター式、ロー側リフレクター式、ポジションランプがアイライン型のフルLEDに換装された(ウィンカーは引き続き電球タイプを採用)。またサイレンサー形状の変更、フロントポケット入れ口右端への12V DCソケットの追加も行われた。
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