マクロス・フロンティア時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 16:35 UTC 版)
「シェリル・ノーム」の記事における「マクロス・フロンティア時代」の解説
銀河横断ツアーの最終公演地であるマクロス・フロンティア船団来訪時に早乙女アルト、ランカ・リーと知り合う。歌手になりたいというランカの夢を後押しし、また、自分を特別扱いせず自然に接してくるアルトには興味と好意を抱く。アルトに対しては、他人の前では決して見せない弱い一面も見せるようになる。ギャラクシー船団が消息を絶ったためツアー終了後もフロンティアに滞在し、美星学園高校の航宙科・パイロット養成コースに編入。操縦は素人同然だが、最新鋭の可変戦闘機であるVF-25 メサイアを操縦する。自身の不幸な生い立ちとスターダムへのきっかけとなったギャラクシー船団に対して複雑な思いを抱きながらも固執し、船団の無事を信じて歌い続けるが、やがてみずからも陰謀の渦中にあることを知る。 バジュラに由来するV型感染症に冒されており、薬で進行を抑えているものの、2059年8月からは体調不良に悩まされることが多くなり、仕事をすべてキャンセルして入院するほどの事態になる。それと同時に頭角を現してきたアイドルのランカの人気に押され、さらにグレイスに裏切られたことで、失意のうちに歌を捨てる決心をするほどに追い詰められる。しかし、バジュラの襲撃で避難したシェルターのなかで、絶望する人々を勇気付けようと歌う。その後、所属事務所を移籍、ベクタープロモーション主催のバジュラ被災者へのチャリティーコンサートを何度も開き、「ノーザンクロス」「妖精」といった、これまでとは違った曲調の新曲を発表するようになる。 バジュラ本星での戦いでは、フロンティア首脳陣から対バジュラの切り札として、バトル・フロンティアの特設ステージで歌うことを要請され、一時的にはバジュラの動きを抑えるも、戦場にランカの歌が響いたことで形勢を逆転される。しかし、直後に船団に帰還したS.M.Sとアルトによってギャラクシー船団の陰謀が明かされ、さらにアルトに救出されたランカとともに歌い、バジュラとの協調に大きく貢献する。この際、ランカの助力によりV型感染症の病原体が、脳から腸に移ったことで感染症を克服する。
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