ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレスとは? わかりやすく解説

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ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 09:35 UTC 版)

オリエント急行」の記事における「ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス」の解説

詳細は「ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス」を参照 海運会社であるシーコンテナ社社長のジェームズ・シャーウッドは1977年オークション国際寝台車会社寝台車落札しその後車両買い増して、オリエント・エクスプレス・ホテルズ社という子会社設立し1982年から「ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス(VSOE)」として運行始めたVSOEツアー列車としてイギリスロンドン・ヴィクトリア駅イタリアヴェネツィアベニス)サンタ・ルチーア駅の間を結んでいる。ロンドン - フォークストーン(Folkestone)間は元プルマン社イギリス法人が保有していた座席車(ブリティッシュ・プルマン)を使用するドーヴァー海峡かつては船で渡っていたが、2009年時点では専用バス乗り換えてユーロトンネルシャトルによりカレーに至る。カレーからは元国際寝台車会社車両による編成となり、パリ経由しヴェネツィアに至る。なお、運行開始時にはパリ - ヴェネツィア間はかつてのシンプロン・オリエント急行経路をたどりローザンヌミラノ経由していたが、のちにアールベルク・オリエント急行経路一部たどってブックス(Buchs)、インスブルック至り、そこからブレンナー峠経由イタリアに向かう経路変更された。これはこの経路の方が遠回りではあるものの、沿線景色よいためである。このほかローマまで運行されることもあり、またプラハブカレストイスタンブールなどへ特別運行されることもある。ブリティッシュ・プルマン編成VSOEのほかイギリス国内ツアー列車にも用いられる2003年から2006年にかけて旧国寝台車会社車輌更新改造施され時速160キロ走行対応した新し台車交換されている。 大陸側では1泊2日の旅だが、ディナードレスコードフォーマル指定乗客要望対応するキャビンアテンダント同乗するうえ、記念として列車内にあるポストから手紙を出すことが可能である。

※この「ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス」の解説は、「オリエント急行」の解説の一部です。
「ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス」を含む「オリエント急行」の記事については、「オリエント急行」の概要を参照ください。

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