ベイツガ
ベイツガ

北米大陸のアラスカ州南部から米国の南西部までの太平洋岸地域に分布し、蓄積の多いのはワシントン、オレゴン両州です。日本に米大陸から輸入される木材のうち、ベイツガに次いで量が多いのがベイマツです。価格が低いため、日本に輸入されて、スギと競合することが多く、日本の林業に大きい影響をおよぼす樹種といえます。米国では、材質的に他の樹種に比較して劣るため、高く評価されることはないようです。日本への輸入量が多いのは、質よりも価格が安いという点が魅力的であるためでしょう。ちなみに日本に輸入する際、モミ類と一緒に、Hem―Fir(ヘム―ファー)と呼んで、取扱っています。こういう取扱いをするのも、木材個々の価値があまり評価されないからではないでしょうか。 ■木材 ■用途 |
米栂
ベイツガ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/09/20 13:24 UTC 版)
ベイツガ(米栂)は、下記の北米原産のツガ属 Tsuga の種、あるいはその総称として用いられる。
- Tsuga canadensis カナダツガ
- Tsuga heterophylla アメリカツガ
- Tsuga mertensiana マウンテンヘムロック
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