プレイヤーモラル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/06 03:05 UTC 版)
2007年2月にゲームポータルサイトハンゲームと提携したことから、情操教育を受けていない幼年層の割合が激増した。その結果、ゲーム内でのマナー悪化が顕在化し、現在に至っている。特に、高性能なパーツないし武器を用いて、フィールド内の別プレイヤーに対して妨害を行う、或いは横取り行為を行うなどの行為が目立つ。また、危険区域や演習場において下位プレイヤーへの一方的な攻撃が行われることもある。運営が明らかな迷惑行為であると判断したプレイヤーに対してアカウント停止等の処罰を行っている。プレイヤー自身がそういったプレイヤーから被害を受けない為には、迷惑行為を行うプレイヤーを避けるか、遭遇した際に自衛行動を採ることが求められる。 また、トレード機能の実装およびMtトレード機能の追加実装に伴い、詐欺事件が多数発生している。予め取引する商品を相手に見せておき、トレード寸前に入れ替えるなどの手口でMtないしレアパーツを騙し取る手口が多く、これらのトラブルについて自己防衛は勿論のこと、システム自体の修正・改良が強く求められている。2008年9月に「不適切なトレードが発生しているため」としてMtトレードの凍結が実施されMtのトレードを行うことができなくなった。 詐欺の一因として、取引画面上にはパーツやアイテムのアイコンは一覧に表示されるが、名前はそれらのアイコンにマウスカーソルを合わせてポップアップを表示させないと確認できない煩わしさがある。アイコン自体が名前の代わりにひと目で判別可能なものであればさほど問題にはならないが、C21の場合は使い回しのアイコンが少なくないので物によっては非常に紛らわしい。これらに対して取引する物品の提示・取り下げの記録を表示するウィンドウや、取引結果がチャットログに記録される対策が施されたが、アイコン優先の画面設計は改善されないままである。 また、国外から参加しているプレイヤーもチラホラ見られ、一部の同プレイヤーによる迷惑行為が報告されている。 2011年4月7日~17日(現地時間)の間、北米版クローズドβが行われた。その際に日本の公式ページで告知を行い、更にID登録の際国籍を任意で選択できた事に加えて、日本で未実装の内容やガチャでしか入手出来ないものが無料で体験できたため、多くの日本人プレイヤーがそれらを求めて流れ込んだ。その中で一部の日本人プレイヤーによりチャット機能による卑猥な発言の連呼や横取り行為、前述の危険区域に誘い込み複数人で初心者プレイヤーを攻撃するといったモラルに反する悪質な行為が多々確認されたため、日本国内からのアクセスは正式サービスが終わるまで制限された。
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