プラレール きかんしゃトーマスシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 18:52 UTC 版)
「きかんしゃトーマス関連商品」の記事における「プラレール きかんしゃトーマスシリーズ」の解説
タカラトミー社から「トミープラレールシリーズ」のバリエーションとして商品化。車両は小さい部品が外れにくい構成である。3歳児が扱える安全性と堅牢さを優先したためデフォルメがきつく、当初発売された製品ではTVシリーズのキャラクターデザインにあまり似ていなかった。近年リニューアルされた製品や新規の製品では、TVキャラクターに似せるようにデザインを改良している。当初からモータ-や電池などの動力は機関車本体に内蔵していたが 機関車本体に動力を内蔵させることが形態上困難なエミリーやマードックといった車両の商品化にあたり、見た目を優先し、機関車には動力を入れず編成次位の炭水車か客車などに動力を内蔵したものも登場した。このような車両は特殊なレールでの使用に支障がある場合が多い。1両あたりの軸数も当初2軸が基本で3軸以上の場合は一部車輪をダミーとしていたが、エドワードの商品化以降、より似せるために3軸以上の車両も登場した。リアルな改良を進める一方で、貨車の一部に既存のプラレール製品を流用しているものも存在する。本来ナローゲージである高山鉄道の車両は、同じレールを使うためTVキャラクターと比較しサイズが大ぶりである。 車両のバリエーションは日本製品で最多を誇り、情景部品もトーマスシリーズ用に新たに型を起こしたものが多数発売されている。一部の情景部品は旧スーパーレール製品が流用されている。価格は通常のプラレールシリーズよりやや高価格設定。他には「おしゃべりトーマスシリーズ」を発売している。 2012年には大幅なラインナップの見直しが図られ、品番も変更(T→TS)された。 イギリスやアメリカでは、日本のプラレールトーマスシリーズと完全に同等だった従来の「Tomica Thomas」シリーズが終了し、新たに「TrackMaster」シリーズが発売されている。車両は従来のものがそのまま使用できるが、レールシステムは変更され、従来の両面使用可能だったレールシステムを片面のみ使用するレールに変更し、簡単ではあるが枕木と道床(砂利部分)も表現された。色も青色に代わり茶色のモールド色となっている。従来のレールと接続するアダプターレールも発売していた。2010年には製造、販売がフィッシャープライス社に移行し、2014年には車両、レールシステム等の一新が行われた。
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