ブレーメン遊撃隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/15 05:45 UTC 版)
「おとぎ銃士 赤ずきんの登場人物」の記事における「ブレーメン遊撃隊」の解説
音楽学校への入学を拒否され、サンドリヨンの正規軍への編入も拒まれてしまった魔族の4人(匹)組。全体としてのモチーフは『ブレーメン音楽隊』。 ランダージョを除く3人(匹)はアニメ第32話にて、報われないランダージョを思い、自らナイトメアリアンになりランダージョを救おうとするも、不適合が生じてしまい消滅しそうになる。憐れに思った白雪姫の魔法により元に戻ることに成功したが、その代償として記憶を失うこととなり、結果ブレーメン遊撃隊は解散した。しかし実は記憶は失っておらず、その場の空気に流されて、やむなく記憶をなくした振りをしていただけであった(ドラマ&サウンドトラックCD第三章より)。そのため、アニメ第39話では無事に再結成し、共に演奏するというハーメルンとの約束を果たした。 ランダージョ 声 - 小林晃子 数百年以上生きて人語を話す、長靴を履いた猫。サンドリヨンの配下。血液型B型。秋葉原で売っているおでん缶が好物。そのため「おでん缶ネコ」呼ばわりされてしまう始末である。ブレーメン遊撃隊としては隊長であり、「兄(あに)さん」とまで呼ばれているが、サンドリヨンらにはほぼ見放されたような状態であり、最後まで報われなかった。なお、ブレーメン遊撃隊がバンドとして演奏する際には担当パートにギターを受け持っている。 他のメンバーと違い最後までサンドリヨンに尽くしたが、彼は戦いが終わったことを知らされもせず、アニメ第39話にて旅行中の赤ずきんの前に現れ戦いを挑む。そこでサンドリヨンがすでに封印されたことを告げられ、敵・味方の関係を漸く捨てることとなった(漫画版では終始サンドリオンの配下として動いており最後もサンドリオンの後に1人ついていった)。一人称は「ワガハイ」で、口癖は「〜ニャ」。OVAおよびアニメ第1話より第39話まで登場(ただし全話には登場していない)。 モチーフは『長靴をはいた猫』。名前の由来はイタリア語で「放浪の、彷徨う」といった意味の形容詞「randagio」。ちなみに、「gatto randagio」では「野良猫」を表す。 アレクトール 声 - 杉田智和 鶏。声のトーンが非常に高く、演じている杉田も自身のサイトで「僕だと判別できる人はすごい」と述べるほど。ト音記号型の剣を所持している。バンド演奏時の担当パートはパーカッション。口癖は「〜コケ」。アニメ第8話より第39話まで登場。 名前の由来はギリシア語で「雄鶏」を意味する「αλεκτώρ (alektor) 」。 カーネ 声 - 斎藤千和 犬だが、栗鼠のような可愛らしい外見をしている。口調に覇気がなく、少し気弱でマイペース。バズーカのような武器を所持しており、尻尾にはそれの弾装が括りつけられている。バンド演奏時の担当パートはキーボード。アニメ第8話より第39話まで登場。 名前の由来はイタリア語で「犬」を意味する「cane」。 エセル 声 - 安元洋貴 驢馬。無口でのんびりやな性格で、かなり大柄。所持しているハルバードのような武器は、ブレーメンラプソディを放つ際にアレクトールの止まり木として利用される。バンド演奏時の担当パートはベース。アニメ第8話より第39話まで登場。 名前の由来はドイツ語で「驢馬」を意味する「esel」(ただしその場合発音は「エゼル」となる)。
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