フランス核抑止力の中核基地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/10 20:38 UTC 版)
「タヴェルニー空軍基地」の記事における「フランス核抑止力の中核基地」の解説
第921空軍基地は以下の機関を備えていた。 戦略空軍司令部(CFAS) 航空作戦準備分析シミュレーション・センター(CASPOA) 軍事航空交通局(DirCAM) 外部作戦気象センター(CMOE) 戦略空軍は現在のフランスにおける核抑止力の二本の柱の一つで、戦略空軍司令部は核抑止力のうち航空戦力について運用している。隷下にはミサイル投射プラットフォームであるダッソー ミラージュ2000N戦略爆撃機を装備する3個飛行隊、ASMP核搭載巡航ミサイルそしてC 135 FR空中給油機を指揮下におさめている。戦略空軍はフランスの抑止力があらゆる状況に則し、信頼のおける国家抑止システムを維持するため多様性と柔軟性を提供している。 航空作戦準備分析シミュレーション・センターは航空作戦の指揮を遂行する要員を準備するために不可欠な要素となっている。航空作戦防空センター(CDAOA)は空軍のみならず陸軍、海軍や外国軍兵士の為に様々な訓練課程を提供している。 軍事航空交通局は空中における法規を適用し、空中戦訓練に最適化された状況を作り出すことを任務とし、また欧州連合の必須要件と一致させるため国防当局によるATMサービスによる監視を実施する。軍の任務遂行に必須のあらゆる種類の伝達手段を用いて航空情報を国防単位に交付する。
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