フィクションに登場する金星人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 15:08 UTC 版)
「金星人」の記事における「フィクションに登場する金星人」の解説
スペースオペラ全盛時には、太陽系内の惑星は内側の軌道を回るものから順に誕生した、という考え方が一般的だった。このため、金星には地球より早く文明が生まれ発展した(あるいはその後謎の滅亡を遂げた)という設定で描かれることが多かった。逆に木星や土星は未開の秘境として描かれた。 また、ヴィーナスへの連想からか、(地球人から見ての)美女として描かれることも多い。 映画『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964年) - 生命と文明があったが、宇宙怪獣キングギドラに滅ぼされたとされている。某国の王女の心に眠っていた金星人の意識がよみがえるというもので、金星人自体は登場しない。 映画『ねらわれた学園』 - 峰岸徹演ずる胴体に目玉がある金星人が登場する。 映画『金星人地球を征服(原題It conquered the world)』(1956年、アメリカ、監督:ロジャー・コーマン)- あまりにも人間離れした姿である。 映画『金星ロケット発進す(原題:Der schweigende Stern)』 (1960年、東ドイツ・ポーランド合作) - 金星人が地球を攻撃するとの情報を得て、日本を含む各国の専門家たちが金星に向かう。 漫画『UMA大戦 ククルとナギ』(2005年 - 2007年) - 650万年前、「アカシャの力」を持ち出した戦士ククルによって大打撃を受けた。 小説『第五惑星アスカ』(1989年) - 地球の原子力発電所で被曝した労働者の子が超能力を得、時空を超えて過去の金星に跳び、金星人の祖となる。 小説「金星シリーズ」(エドガー・ライス・バローズ) - (火星シリーズの)火星を目指した地球人が、事故で金星に到達し、冒険を行う。 小説「キャプテン・フューチャーシリーズ」(エドモンド・ハミルトン) - 太陽系の九惑星すべてに人類(地球人に似た知的生命体)が存在している。
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