ファミコン版からの変更点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 07:46 UTC 版)
「旧約・女神転生」の記事における「ファミコン版からの変更点」の解説
ステイタスの表記を「たいりょく」「ちりょく」「つよさ」「はやさ」「うん」へと統一。 『女神転生I』で、悪魔のステータスや使える魔法などが大きく変更されている。 『女神転生I』で、会話で自分よりレベルの高い悪魔が仲魔にできなくなった。また、悪魔が敵のときのステータスと仲魔になったときのステータスが同じものになっている。 『女神転生II』で3身合体のできる邪教の館は、東京では上野にしかなかったが、全ての館で可能となった。これによって3身合体のみで作れる種族の中の低レベル悪魔にもある程度の活躍の場ができた。 ダンジョンマップの変更階層移動の方法が梯子から階段へと変更。それに伴いダンジョンマップが大幅に変更・簡略化されている。 会話システムの統一FC版ではそれぞれ違っていた悪魔との会話システムが「女神転生II」をベースに統一された。 グラフィックの変更『女神転生I』のボス悪魔および、説明書などに記載されるキャラクターのイラストが金子一馬によってリニューアルされている。他にも悪魔、背景などIのグラフィックは全面的に描き変えられている。FC版『I』では中島と弓子のステータス画面ではそれぞれの顔グラフィックが表示されていたが、『旧約』ではワイヤーフレームに。FC版『女神転生II』はNPCキャラクターは大きなバストアップ絵が表示されていたが、旧約では『真・女神転生』のように小さく全身絵が表示されるようになっている。 『女神転生I』と『女神転生II』の両方に登場する悪魔のグラフィックは、多くの場合『II』側のものに統一されているが、ネコマタ系やエルフ系のように『I』『II』それぞれでFC版基準のリメイクを施されているものもあれば、ケルベロスのように『I』のグラフィックを『II』で流用するという例外もある。 『女神転生II』に、魔神アルテミス、魔神レト、魔神アポロン、魔神ゼウスが隠し悪魔として追加されている。 FC版はナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)が発売元だったため、『女神転生II』の一部キャラクターに姉妹版権である『超絶倫人ベラボーマン』や『リブルラブル』のキャラクター名称(グラフィックはオリジナルで、それ自体の変更は無し)がそのまま使われていたため、『真・女神転生』、『同II』のキャラクター名称に変更されている。 初期ROMでは宝箱のフラグ管理がおかしく、一方の宝箱を取るとまだ取っていない別の宝箱も空になり、一部のアイテムが取れなくなるという旧約だけのバグがある。このため、普通にプレイするとゲーム終盤の宝箱の多くが空になるという事態が起きた。このバグは後期ROMとそれらを再現したWiiのバーチャルコンソール版では修正されており、すべての宝箱を手に入れることが可能になっている。 『女神転生II』の仲魔の通常攻撃が剣属性とガン属性に分かれていたものが剣属性に統一された、スライム系の敵に無効だったガン属性が低威力だが効くようになった。
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