ピット星人トリィ=ティプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 02:56 UTC 版)
「ピット星人」の記事における「ピット星人トリィ=ティプ」の解説
『ウルトラマンジード』第4話「星人を追う仕事」、第16話「世界の終わりがはじまる日」に登場。 第4話では、スピード違反で事故を起こし、秘密組織AIBに追われる身となった科学者として登場。逃げる途中に朝倉リク / ウルトラマンジードの購入した自転車を盗んだため、彼にも追いかけられることとなる。 リトルスターを宿したことにより、腕から光の刃を発生させる能力が発現する。かつては地球侵略を目論んでいたが、地球とその文明を気に入ったことで同胞を裏切り、侵略計画を中止に追い込む。その際、幼体の頃から可愛がって侵略兵器として持ち込んだエレキングを眠らせ、封印していた。やがて、リトルスターに反応して目覚めたエレキングに狙われるが、逃げていたのはエレキングを人気のない場所へおびき寄せるためだった。ジードとエレキングの交戦を見て本来の姿に戻り、エレキングの解放をジードに願ったことにより、リトルスターが離脱してウルトラマンヒカリカプセルを起動させる。その後、AIBに再就職する。 第16話では、AIBの研究職員として人間体で登場。地球での名称は鳥居 富子(とりい とみこ)。リトルスターが再び発現した鳥羽ライハをAIBのリトルスター研究所へ保護して検査するが、同僚のゴドラ星人ゴドー=ウィンがライハたちリトルスター所持者を拉致しようと本性を現し、自分は人質に取られる。まもなくライハの機転で解放され、ゴドー=ウィンが巨大化して施設を破壊した後は負傷した身体でAIBのエージェントの愛崎モアと共にリトルスター所持者たちをかばっており、ジードを吸収したキメラベロスが飛び去っていく光景を見つめている。 第24話・第25話では、本人は登場しないものの第16話以降にAIBで開発していたカレラン分子分解酵素が、ジードに勝機を与えることとなる。 出演:桜木梨奈(人間体・声) スーツアクター:安達仁美 第4話はウルトラセブンの能力を持つウルトラマンジード ソリッドバーニングの活躍回であることから、『セブン』のオマージュとしてエレキングとセットでの登場となった。 名前はSF作家のジェイムズ・ティプトリー・Jr.に由来する。また、第4話で逃走した半村地区は半村良に由来する。 演者の桜木は、過去に第4話監督の坂本浩一が手がけた作品(2014年公開の映画『赤×ピンク』)に出演していたことから起用された。 Blu-ray BOX I収録のディレクターズカット版では、ゼナから「ニコニコ生命保険 研究部 鳥居富子」名義の名刺を渡される場面が追加されている。
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