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広島果研7号【ヒロシマカケン7ゴウ】(果樹)

登録番号 第12982号
登録年月日 2005年 3月 23日
農林水産植物の種類 かんきつ
登録品種の名称及びその読み 広島果研7号
 よみ:ヒロシマカケン7ゴウ
品種登録の有効期限 25 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 広島県
品種登録者の住所 広島県広島市中区基町10番52号
登録品種の育成をした者の氏名 中谷宗一、長谷川美穂子加納徹治、野上暁子、大政英司、長谷川
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「今田早生」にカラタチ交配して得られ珠心胚実生から育成されたものであり、果実の形が扁平重さが軽、果皮色が及び緑の育成地(広島県豊田郡安芸津町)では9月下旬成熟する温州みかんである。姿はやや開張大きさはやや大、樹勢はやや強である。太さ及び節間長は中、のとげの多少は無である。葉身の形紡錘形波状程度は弱、葉身大きさは小、葉身長及び葉身幅は中、網脈の鮮明度は明瞭である。翼葉の形痕跡葉柄長さ及び太さは中である。花序形成は単生、花()の重さは軽、花弁の形は紡錘形長さは短、幅は広、色は白、数は5花糸分離程度分離花粉多少は少である。果実の形は扁平、果形指数は中、果頂部の形は平坦放射条溝の有無は無、凹環の有無不明瞭、果梗部の形は切平面放射条溝の多少は少である。果心の充実度はやや粗、大きさ極小果実重さは軽、果皮の色及び緑、油胞の大きさ及び密度は中、凹凸は凸、果面の粗滑は中、果皮厚さは薄、果皮歩合は小、剥皮難易は易である。じょうのう膜の硬さは軟、さじょう大きさは中、色は濃である。果汁多少甘味酸味及び香気多少は中、種子数は無である。発芽期は早、開花期はかなり早、成熟期は早で育成においては9月下旬である。隔年結果性はやや低、浮皮果の発生は中、裂果発生は無、貯蔵性は短である。「今田早生」と比較して成熟期果皮色が及び緑であること、成熟期早いこと等で、「日南1号」と比較して成熟期果皮色が及び緑であること、果心の大きさ小さいこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
この品種は、昭和60年広島県果樹試験場(現広島県農業技術センター果樹研究所豊田郡安芸津町)において「今田早生」にカラタチ交配して得られ珠心胚実生の中から選抜以後増殖行いながら特性の調査継続し平成14年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである。なお、出願時の名称は「広島柑橘7号であった





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