幻の華TO47号【マボロシノハナ テイ ヨンジュウナナゴウ】(草花類)
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登録番号 | 第15348号 |
登録年月日 | 2007年 3月 22日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | 幻の華TO47号 よみ:マボロシノハナ テイ ヨンジュウナナゴウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 吉田一義 | |
品種登録者の住所 | 石川県小松市長田町リ21番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 武内善助 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、富山県の在来種に「大富貴」を交配して育成されたものであり、花はセパルの色が中央部は濃黄緑、周縁部は黄橙で花色の境界は明瞭、濃紫赤色の条線が入る、ペタルの色が中央部は濃黄緑、周縁部は明黄橙で花色の境界は明瞭、暗紫赤色の条線が入る、リップは台形で色が黄白、紫赤色の条線が入る春蘭である。草型及びぎ球茎の大きさはかなり小、縦断面の形は卵形、横断面の形は楕円形である。葉数はかなり少、葉の長さは短、幅はかなり狭、葉形は線形、先端の形は鋭形、対称性は非対称、緑色程度はやや濃である。花序は単頂、花茎の長さはかなり短、太さは細、向きは直上である。咲き型は抱咲、花の縦径はかなり短、横径はかなり狭、香りは弱、セパルの縦径はかなり短、横径は狭、正面の形は倒卵形、先端の形は鈍形、ペタルの縦径はかなり短、横径は狭、正面の形は楕円形、先端の形は切形である。リップの縦径はかなり短、横径は狭、正面の形は台形、先端の形は小凹型、周縁の波打ち及び反転は無又は微である。全体的な花色は緑系、セパルの中央部の色は濃黄緑(JHS カラーチャート3307)、周縁部の色は黄橙(同1907)、花色の境界は明瞭、濃紫赤(同9709)の条線が入る、ペタルの中央部の色は濃黄緑(同3307)、周縁部の色は明黄橙(同1905)、花色の境界は明瞭、暗紫赤(同9710)の条線が入る、リップの色は黄白(同1901)、紫赤(同9714)の条線が入る。開花期は春咲である。「大富貴」と比較して、リップの正面の形が台形であること、セパルの周縁部の色が黄橙であること、ペタルの周縁部の色が明黄橙であること等で、「日輪」と比較して、ペタルの正面の形が楕円形であること、セパルの周縁部の色が黄橙であること、ペタルの周縁部の色が明黄橙であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和59年に育成者の温室(富山県高岡市)において、富山県の在来種に「大富貴」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を行い、平成10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「幻の華TO-No47号」であった。 |
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