庄善の朝【ショウゼンノアサ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10919号 |
登録年月日 | 2002年 12月 16日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 庄善の朝 よみ:ショウゼンノアサ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 岩田義朗 | |
品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩田義朗 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「伊吹神風」に「岩の雪山」を交配して育成されたものであり、花は黄白色の大輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さは中、色は褐、強さは弱、中空の程度は小、側らいの発生程度は少、節間長はやや短である。葉身長はやや長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さは短、一次欠刻はやや深、葉の欠刻底部の突起の有無は有、表面の色は濃、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さは厚、硬さは軟、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多である。管状花部の直径は極小、管状花数は中、分布は集中、長さは中である。花弁の形は舟底弁、先端の形は歯状、花弁の長さはかなり大、幅はやや広、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート3301)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と異なり淡黄色、花たくの形は平らなドーム状、大きさは中、総苞の大きさはやや大、花首の太さは太、長さは極長、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「岩の雪山」と比較して、たく葉の形が2深列であること、舌状花の重ねが5裂以上で露心しないこと等で、「秀芳の力」と比較して、茎の色が褐であること、葉の欠刻底部の突起が有ること、等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に育成者の温室(愛知県稲沢市)において、「伊吹神風」に「岩の雪山」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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