パークナムポー駅とは? わかりやすく解説

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パークナムポー駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/30 01:36 UTC 版)

パークナムポー駅
ปากน้ำโพ
Pak Nam Pho
ナコーンサワン (4.78 km)
(6.59 km) ブンボーラプート
所在地 タイ王国
ナコーンサワン県
ムアンナコーンサワン郡
駅番号 1083
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 一等駅
所属路線 北本線
キロ程 250.56 km(クルンテープ駅起点)
電報略号 ปพ.
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1905年10月31日
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パークナムポー駅(パークナムポーえき、タイ語: สถานีรถไฟปากน้ำโพ)は、タイ王国北部ナコーンサワン県ムアンナコーンサワン郡にある、タイ国有鉄道北本線である。

概要

パークナムポー駅タイ王国北部ナコーンサワン県の県庁所在地で、人口約24万人が暮らすムアンナコーンサワン郡にある。駅の正面側は西向きであり、チャオプラヤー川の東側に位置する。クルンテープ駅バンコク)より250.56 km 地点に位置し、快速列車利用で4時間30分程度である。

駅名こそパークナムポーを名乗っているが、ナコーンサワン市街地には隣のナコーンサワン駅よりはるかに近い。この為本駅をナコーンサワン駅と勘違いされることもある。

一等駅であり、1日当たり13列車(上り7列車、下り6列車)が発着しその内訳は、上下列車が快速2往復、普通4往復であり、上り列車のみこれに、ディーゼル特急1列車が加わる。当駅を含むロッブリー駅より終点チエンマイ駅までは、開業以来単線区間であったが、複線化事業の進展に伴い、コッククラーティアム駅より当駅に至る南側区間の改良が2025年5月26日に完成し、同月30日にダイヤ改正が実施された[1]

歴史

1897年3月26日にタイ官営鉄道最初の区間が、クルンテープ駅 - アユタヤ駅間に開業した[2]が、それから複数回に及ぶ延伸開業をへた8後の1905年10月31日に当駅まで延長した。開業当初は終着駅であったが、15月後の1907年1月24日ピッサヌローク駅まで延長され中間駅となった[3]

  • 1897年3月26日 【開業】クルンテープ駅 - アユタヤ駅 (71.08km)
  • 1897年5月1日 【開業】アユタヤ駅 - バーンパーチー駅 (18.87km)
  • 1901年4月1日 【開業】バーンパーチー駅 - ロッブリー駅 (42.86km)
  • 1905年10月31日【開業】ロッブリー駅 - パークナムポー駅 (117.75km)
  • 1907年1月24日 【開業】パークナムポー駅 - ピッサヌローク駅 (138.66km)

駅構造

単式及び島式1面の複合型ホーム2面2線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。

なお当駅は北本線複線化事業第一期工区の終点であり、2025年現在、駅舎の改装やホーム増設工事が進行している[4]

パークナムポー車輛所

当駅に隣接してナコーンサワン駅側に、パークナムポー車輛所がある[5]。規模は小さいが転車台、扇形機関庫があり、退役したB.B.C.11、B.L.C.24操重車が静態保存されている[6]。また古い貨車が当駅に保管(展示?)されている。

脚注

参考文献

関連項目




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