バーンピン駅とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > バーンピン駅の意味・解説 

バーンピン駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/02 01:37 UTC 版)

バーンピン駅
บ้านปิน
Ban Pin
ファイメータ (9.44 km)
(14.60 km) パーカーン
所在地 タイ王国
プレー県
ローン郡
駅番号 1172
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 二等駅
所属路線 北本線
キロ程 563.86 km(クルンテープ駅起点)
電報略号 บป.
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1914年6月15日
テンプレートを表示

バーンピン駅(バーンピンえき、タイ語:สถานีรถไฟบ้านปิน)は、タイ王国北部プレー県ローン郡にある、タイ国有鉄道北本線である。

概要

プレー県の人口約5万6千人が暮らすローン郡にある。駅の正面側は西向きであり、同郡のタムボンの一つであるバーン・ピン町の中心部に位置する。バーン・ピン町自体は人口7,800人ほどの小さな町で、市街地には個人商店以外には目立った商業施設や宿泊施設等もなく、北線の特急停車駅の中でもひときわ周辺人口の少ない駅であるが、12,300人の人口を擁するホァイ・オー町など、隣接する町村からの利用客も多い。当駅はバンコクから563.86km地点にあり、特急列車利用で8時間程度である。当駅と北側の隣駅との間に全長130.20mのフアイメーラントンネルがある。

二等駅であり1日当たり10列車(5往復)が発着しその内訳は、特急2往復、急行1往復、快速1往復、普通1往復である。また当駅を含むロッブリー駅より終点チエンマイ駅までは単線区間である。

歴史

1914年6月15日チエンマイを目指し延伸工事を行っていた北本線は、フアイメータ停車場より当駅までの区間が完成し、当駅は終着駅として開業した。開業して11箇月後の1915年5月1日に、パーコー停車場まで延伸開業により途中駅となった。

  • 1914年6月15日:北本線フアイメータ停車場 - 当駅間開通に伴い開業。
  • 1915年5月1日:北本線がパーコー停車場まで延伸され、途中駅となる。

駅構造

単式及び島式1面の複合型ホーム2面2線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。三階建ての駅舎の設計は大学生によるもので山小屋風の建物である[1]

脚注

  1. ^ 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)p.317

参考文献

  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「バーンピン駅」の関連用語

バーンピン駅のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



バーンピン駅のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバーンピン駅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS