コッククラーティアム駅とは? わかりやすく解説

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コッククラーティアム駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/06 16:49 UTC 版)

コッククラーティアム駅
โคกกระเทียม
Khok Kathiam
ターケー (6.72 km)
(5.85 km) ノーンタオ
所在地 タイ王国
ロッブリー県
ムアンロッブリー郡
駅番号 1053
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 三等駅
所属路線 北本線
キロ程 144.23 km(クルンテープ駅起点)
電報略号 คท.
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
開業年月日 1905年10月31日
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コッククラーティアム駅(コッククラーティアムえき、タイ語:สถานีรถไฟโคกกระเทียม )は、タイ王国中部ロッブリー県ムアンロッブリー郡にある、タイ国有鉄道北本線である。

概要

コッククラーティアム駅タイ王国中部ロッブリー県県庁所在地で、人口約25万人が暮らすムアンロッブリー郡にあり、駅の正面側は西向きである。クルンテープ駅バンコク)より144.23km地点に位置し、普通列車利用で3時間30程度である。

三等駅であり1日当たり8列車(4往復)が発着し、その全てが普通列車である。当駅を含むロッブリー駅より終点チエンマイ駅までは、開業以来単線区間であったが、複線化事業の進展に伴い、当駅よりパークナムポー駅に至る北側区間の改良が2025年5月26日に完成し、同月30日にダイヤ改正が実施された[1]

歴史

1897年3月26日にタイ官営鉄道最初の区間が、クルンテープ駅 - アユタヤ駅間に開業した[2]が、それから複数回に及ぶ延伸開業を経た8後の1905年10月31日に当駅を含むパークナムポー駅まで延長されそれに伴い当駅も開業した[3]

  • 1897年3月26日 【開業】クルンテープ駅 - アユタヤ駅 (71.08km)
  • 1897年5月1日 【開業】アユタヤ駅 - バーンパーチー駅 (18.87km)
  • 1901年4月1日 【開業】バーンパーチー駅 - ロッブリー駅 (42.86km)
  • 1905年10月31日【開業】ロッブリー駅 - パークナムポー駅 (117.75km)

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線をもつ地上駅であり、駅舎は西側の単式ホームに隣接している。

脚注

  1. ^ SRT opens new double-track section” (英語). バンコック・ポスト (2025年5月27日). 2025年6月7日閲覧。
  2. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.25
  3. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.27

参考文献

  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目





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