パイロット版限定の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 02:59 UTC 版)
「ナイトライダー」の記事における「パイロット版限定の登場人物」の解説
マイケル・ナイト(初代)Michael Knight (First Generation) 演 - デビッド・ハッセルホフ David Hasselhoff、日本語吹替 - ささきいさお 前作の主人公であり、今作の主人公であるマイクの父。本作ではパイロット版(日本語吹替え版では「序章・後編」部分)のみの登場。かつて婚約者であったスティービーとは別との女性(先述の通りスティービーは婚姻成立後に殺害されたために再婚に当たる)である元妻ジェニファーとの間に生まれた息子マイクに、25年前に自身がウィルトンから受け継いだ「1人の男が世界を変えられる」という言葉(死の床についたウィルトンがマイケルに託した遺言)を彼に語って聞かせ、自身と同じ道を歩ませるきっかけを与えた。本作では前作のウィルトンに相当する役割に当たる。日本語吹替版では息子マイクから「マイケル、また会えますか?」という呼び掛けにマイケルは「そう願っている」と笑顔で答えて退場する。 ディラン・ファス Dylan Fass 演 - ウェイン・カッサーマン Wayne Kasserman、日本語吹替 - ?(不明) レーサーとしてのマイクとコンビを組むメカニックであり、友人。借金の形として人質に取られ、危うく砂漠に埋められそうになるがサラの肩代わりによりどうにか難を逃れた。パイロット版のみのキャラクターで、ラストシーンではグレイマン博士らとともにK.I.T.T.輸送機に乗り組んでいたが、レギュラー版には登場していない。 ジェニファー・トレーサー Jennifer Traceur 演 - スーザン・ギブニー Susan Gibney、日本語吹替 - 一城みゆ希 マイクの母親でマイケルの再婚相手。パイロット版のみに登場する。敵に追われるチャールズとともに身を隠しており、チャールズがナイト3000のドライバーとして息子マイクを指名するのを母である彼女は反対していた。初代K.I.T.T.(ナイト2000)のことも知っており、チャールズに「今度のK.I.T.T.もトランザム?」と尋ねており、それに対しチャールズは「今度はマスタングだ」と返答した。マイク達と合流した後で敵一味に捕まり、マイクの目の前でウェルザーに殺害されてしまった。ウィルトン・ナイトに同名の娘がいるが、全くの別人である。 ベン Ben 演 - ブルース・デイヴィソン、日本語吹替 - 竹本和正 パイロット版のみに登場したチャールズの影武者。敵に追われていることを素早く察知し、本物のチャールズを逃がしてマイクの母・ジェニファーの元へ走らせた。チャールズの身代わりとなって敵に捕まり、心臓発作を起こして死亡する。作中ではチャールズ役であるデイヴィソンが一人二役で演じており、両者の外観上の相違点は眼鏡の有無となっている(ベンは眼鏡をかけているが、チャールズは眼鏡をかけていない)。 ウェルザー Welther 演 - グレッグ・エリス Greg Ellis、日本語吹替 - 田中正彦 パイロット版に登場。ブラックリバー社の一員で、チャールズとサラを執拗に付け狙う4人組のリーダー。部下にクロス(ジャック・ヤング、声:三上哲)、スモーク(ケヴィン・ダニガン、声:山内健嗣)、ベル(ケヴィン・クリスティー、声:茶花健太)の3人とスパイである保安官のラムジー(クリス・ミルキー、声:石丸博也)がいる。 チャールズのコンピュータ技術を強奪するためにグレイマン邸を襲撃し、サラを誘拐しようとする。またK.I.T.T.のシステムをハッキングしようとするなど、かなりの強敵として描かれている。後半でマイクの母・ジェニファーを殺害。その後チャールズを車に乗せて連れ去ろうとしたが、後を追うマイクとK.I.T.T.に先回りされ、ナノマシンシステムの強固な防御力にものをいわせたブロッキングで車を大破させられて大怪我を負い(この衝撃で車に乗っていたウェルザーとチャールズ以外は全員死亡、チャールズは軽傷で済んでいる)、後から駆け付けたキャリーに逮捕された。最後は母を殺されて怒りの表情を見せ、銃を構えるマイクに怯むことなく「これで勝ったと思うな…」と捨て台詞を吐いて睨みつけた。
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