バーン・ダンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/29 02:42 UTC 版)
バーン・ダンス | |
---|---|
The Barn Dance | |
![]() |
|
監督 | ウォルト・ディズニー |
脚本 | ウォルト・ディズニー |
製作 | ウォルト・ディズニー |
出演者 | ウォルト・ディズニー |
音楽 | カール・スターリング |
配給 | セレブリティ・プロダクション |
公開 | ![]() |
上映時間 | 約7分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 英語 |
前作 | 蒸気船ウィリー |
次作 | ミッキーのオペラ見学 |
『バーン・ダンス』(原題:The Barn Dance)は、ウォルト・ディズニー・プロダクション(現:ウォルト・ディズニー・カンパニー)が制作したアニメーション短編映画作品。ミッキーマウスの短編映画シリーズの第4作(公開されたのはプレーン・クレイジーより早い第3作)である。
あらすじ

ミッキーはミニーをバーンダンスに誘いに馬車に乗りミニーの家へやってきた。そこに、やはりミニーを誘いにピートが車に乗ってやって来る。家から出てきたミニーはミッキーよりピートに興味を示し、ピートの車に乗ってしまう。しかし、ピートの車は木に衝突して壊れてしまい、結局ミニーはミッキーの馬車でダンス会場へ向かった。
ダンス会場の納屋ではすでにたくさんの人たちがダンスを踊っていた。ミッキーとミニーもダンスに参加するが、ダンスが下手なミッキーはミニーの足を何度も踏みつけてしまい、ミニーの機嫌を損ねてしまう。曲が変わりミッキーは再度ミニーをダンスに誘うも、今度はピートとダンスを踊り始めるミニー。ミッキーよりダンスが上手なピートはミニーを優しくエスコートする。ピートに嫉妬したミッキーは、今度は体に風船をくくりつけてミニーの足を踏まないようにダンスをする。先ほどと違いうまくダンスを踊るミッキー達だったが、ピートに風船を割られてミッキーはミニーの上に倒れこんでしまう。
再三のミッキーの失態にミニーはそっぽを向き、ミッキーを跳ね飛ばしてピートと共にダンスを踊りながら行ってしまった。ピートに完敗しミニーを奪われてしまい、床に座り込んで泣き出してしまうミッキーだった。
スタッフ
- 製作・監督・脚本:ウォルト・ディズニー
- 作画:アブ・アイワークス、レス・クラーク
- 音楽:カール・スターリング
登場キャラクター
- ミッキーマウス(声:ウォルト・ディズニー)
- ミニーマウス(声:マーセリット・ガーナー)
- ピート
使用曲
日本での公開
収録
- 『ミッキーマウス/B&Wエピソード Vol.2 限定保存版』(DVD、ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント)
2023年にディズニー創立100周年を記念しクラシック短編の修復が行われ[1]、本作品は修復作品の1つとして2023年9月8日より定額制動画配信サービスであるDisney+にて配信が行われている[2]。
脚注
- ^ “ディズニークラシックの短編アニメーション27選がディズニープラスで7月7日16時より独占配信開始!|Disney+(ディズニープラス)公式”. ディズニープラス. 2023年10月21日閲覧。
- ^ “ディズニープラス9月の配信作品ラインナップ|Disney+ (ディズニープラス) 公式”. ディズニープラス. 2023年10月21日閲覧。
参考文献・外部リンク
- デイヴ・スミス『Disney A to Z オフィシャル百科事典』、2008年 ISBN 978-4835616919 p.42.
- The Barn Dance - IMDb
- The Barn Dance - The Big Cartoon DataBase
- Disney Shorts - "The Barn Dance"
- バーン・ダンス - Disney+
バーンダンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 01:02 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動バーンダンス(英語: barn dance)は、直訳すると「納屋の踊り」を意味する。伝統音楽や民族音楽にあわせた昔ながらの民族舞踊で、しばしば納屋で行われるようなものを指すが、今日ではもっとダンスにふさわしい場所で行われることも多い。
「バーンダンス」という言葉は通常、家族やコミュニティのイベントで、普段はそれほどダンスをしないような人々に結びつけられて用いられる。このため、ダンスの指示を出すコーラー(caller)はふつう誰でも参加できるようなやさしい振付のダンスをさせる。
バーンダンスは伝統的なアイルランド音楽やスコットランド音楽を用いたケイリであることもあり、どちらの形式にも馴染みのない者はこのふたつの言葉を混同することもある。しかしながら、バーンダンスではスクエアダンスやコントラダンス、イングランドのカントリー・ダンス、カントリー・アンド・ウェスタンにあわせたダンスなど、あらゆる種類のダンスが行われることがあり、しばしばライヴバンドやコーラーがいる。
アイルランドではバーンダンスは社交のための舞踊として1950年代まで人気があり、四分の四拍子の曲にあわせて踊られることが多かった[1]。
ラジオにおけるバーンダンス
シカゴのラジオ局WLSはラジオフォーマットとしての「バーンダンス」を発展させたと言われており、これはアメリカ合衆国におけるカントリー・ミュージックの普及と大きく結びついている。ジョージ・D・ヘイがホスト及びアナウンサーとなって、1924年4月19日からオールド・タイム・フィドルを演奏するラジオ番組『ナショナルバーンダンス』が始まった。1年後にヘイはテネシー州ナッシュヴィルに引っ越し、オールド・タイム・フィドルの奏者を率いて『WSMバーンダンス』を始めた。このショーは今では『グランド・オール・オプリ』として知られており、今でも放送されている。アメリカ合衆国全体のAMラジオで似たような番組が放送されるようになり、ウェストヴァージニア州のホイーリングでは『WWVAジャンボリー』が1933年に、ケンタッキー州では『レンフロ・ヴァリー・バーンダンス』が1939年に、ルイジアナ州では『ルイジアナ・ヘイライド』が1948年に、テネシー州では『テネシー・ジャンボリー』が1953年に、オザークでは『オザーク・ジャンボリー』が1954年に放送開始した。初期のヴァラエティショーという形で、1950年代から1960年代はじめにはテレビでもバーンダンスは人気があったが、その後流行は衰退した。
脚注
- ^ Vallely, F. (1999). The Companion to Traditional Irish Music. New York University Press: New York, p. 25
外部リンク
- List of barn dance shows (German Wikipedia)
- The Barn Dance from People's Ballroom Guide, James Scott Skinner 1905, described as a precursor of the Canadian Barn Dance.
- Barn Dance FAQ UK, Folk Dance, perspective
- Some popular English barn dances The instructions and suitable sound recordings for some well-known English dances.
固有名詞の分類
- バーン・ダンスのページへのリンク