ハドリアヌスの長城
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ハドリアヌスの長城(ハドリアヌスのちょうじょう、英語: Hadrian's Wall、ラテン語: Vallum Aelium)は、イギリスの北部にあるローマ帝国時代の城壁(囲壁)跡。広義にはローマ帝国の国境線を防御する防御壁『リメス』の一部であり、ローマ帝国最北端の国境線でもある。2世紀に第14代ローマ皇帝ハドリアヌスにより建設された。
- ^ “ハドリアヌスの長城”. テレビ朝日. 2018年6月2日閲覧。
- ^ “BBC – History – Hadrian's Wall Gallery”. Bbc.co.uk (2013年1月1日). 2013年3月26日閲覧。
- 1 ハドリアヌスの長城とは
- 2 ハドリアヌスの長城の概要
- 3 概要
- 4 関連項目
- 5 外部リンク
ハドリアヌスの長城
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「ローマ帝国の国境線」の記事における「ハドリアヌスの長城」の解説
詳細は「ハドリアヌスの長城」を参照 ハドリアヌスの長城は、イングランド北部のスコットランドとの境界線近くにある長城で、1世紀後半に版図にブリタニアを組み込んだローマ帝国がケルト人のうち、ローマに服従していないピクト人など北方諸部族の進入を防ぐために築いた。皇帝ハドリアヌスが長城の建設を命じ、122年に工事が開始される。 ニューカッスル・アポン・タインからカーライルまでの118kmにも及んだ。壁の高さは4から5m、厚さ約3m。後の方で建設された部分は、約2.5mに狭くなっている。完成当初は、土塁であった。その後、石垣で補強されたと考えられている。約1.5kmの間隔で、監視所も設置されていた。
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