ハインリヒ3世 (神聖ローマ皇帝)とは? わかりやすく解説

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ハインリヒ3世 (神聖ローマ皇帝)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 13:37 UTC 版)

ハインリヒ3世(Heinrich III., 1016年10月28日 - 1056年10月5日)はザーリアー朝第2代ローマ王(ドイツ王、在位:1028年 - 1056年)、神聖ローマ皇帝(戴冠:1046年12月25日[注釈 1][注釈 2]ザーリアー朝初代コンラート2世の子。ドイツ君主として史上最大の権勢を誇り、イタリアブルグントへの宗主権を持ち、皇帝として戴冠する前の王の称号としてローマ王を定着させた。黒王とも呼ばれる。しかし皇帝として即位する前にイタリア王となる伝統も残った。1039年までは先帝が崩御するまでの共同王。


注釈

  1. ^ 「3世」はドイツ王(東フランク王)としてハインリヒ1世から数えた数字で皇帝、イタリア王としては2人目のハインリヒ。
  2. ^ 当時はまだ神聖ローマ帝国という国号はなく、古代ローマ帝国内でローマ人と混交したゲルマン諸国及びその後継国家群の総称を漠然とローマ帝国と呼び、皇帝は古代帝国の名残であるローマ教会の教皇に任命され戴冠していた。また神聖ローマ皇帝やドイツ王は歴史学的用語で実際の称号ではない。

出典

  1. ^ 成瀬他、p. 157
  2. ^ 瀬原、p. 161-162
  3. ^ a b c 成瀬他、p. 158
  4. ^ 瀬原、p. 265
  5. ^ 瀬原、p. 269
  6. ^ 瀬原、p. 271-237
  7. ^ 成瀬他、p. 161-162
  8. ^ 瀬原、p. 267-268
  9. ^ 瀬原、p. 275
  10. ^ a b c d e f 成瀬他、p. 163
  11. ^ 瀬原、p. 280
  12. ^ a b 成瀬他、p. 181
  13. ^ 瀬原、p. 283
  14. ^ 瀬原、p. 284
  15. ^ 瀬原、p. 276。グレゴリウス6世シルウェステル3世およびベネディクトゥス9世が廃位され、新たにクレメンス2世が教皇に選ばれた。
  16. ^ 瀬原、p. 164
  17. ^ 瀬原、p. 266


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