の‐いばら【野薔=薇/野茨】
ノイバラ
ノイバラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/06 16:01 UTC 版)
ノイバラ(野茨[4]、学名: Rosa multiflora)は、バラ科の落葉性のつる性低木。ノバラ(野薔薇)ともいう[5]。日本のノバラの代表的な種。沖縄以外の日本各地の山野に多く自生し、枝に鋭いトゲがある。赤い果実は、利尿や便秘の治療に薬用される。
注釈
- ^ 「うまら」と「いばら」は同じ語の異形どうしで、「魚」を意味する「うを⇔いを」などと同様、「う-」の形と「い-」の形が(あるいは地域を隔てて)併存していたものと考えられる。またマ行とバ行の交替は現代語「淋しい」などにも見られる、珍しくない現象。
出典
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Rosa multiflora Thunb. ノイバラ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月30日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Rosa multiflora Thunb. var. quelpaertensis (H.Lév.) Nakai ノイバラ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月30日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Rosa polyantha Siebold et Zucc. ノイバラ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月30日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l 田中潔 2011, p. 69.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 田中孝治 1995, p. 154.
- ^ a b c 大嶋敏昭監修 2002, p. 333.
- ^ a b c d e f g 谷川栄子 2015, p. 142.
- ^ a b c d 林将之 2011, p. 149.
- ^ a b c d e 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 179.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 馬場篤 1996, p. 89.
- ^ a b c d e f g 西田尚道監修 学習研究社編 2009, p. 62.
- ^ a b c d e 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 155.
- ^ a b c d e f g h i j 谷川栄子 2015, p. 143.
- ^ 荊大字典 150版 上田万年 啓成社 1941
- ^ 荊詳解漢和大字典 増補版 服部宇之吉, 小柳司気太 共著 富山房 昭和18
- ^ 藤原行成はなぜ妻を「孟光」と称するのか : 日本における孟光像の一考察 章剣 広島大学文学部中国中世文学研究会 中国中世文学研究. (59) 2011-09-20
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