トゥルークの一般人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/17 13:17 UTC 版)
「トゥルークの海賊」の記事における「トゥルークの一般人」の解説
エレクトラ・ロムリス ライジャの姉。愛称は「エレ」。パーヴァル大学の大学生で、短期講習のために度々星を離れセントラルへ行っている。結婚を約束した恋人キースがいるが、自分勝手に物事を運ぼうとするので辟易していた。また、幼い頃に母から聞かされた話が原因で、愛情表現の仕方にこだわる節がある。 短期講習のためセントラルへ向かう貨物船に乗ったところ、それが海賊に拿捕され、さらに「核を落とす」という内容の会話を漏れ聞いてしまうが、母が来るまで誰にも言わなかった。海賊事件が解決した後、キースの本性を知り母親の腕の中で泣き崩れた。その後、両親の就任式にエクルンドと共に列席した。 エクルンド・シノーク ライジャの兄。エレクトラとは双子の兄妹で「エック」と呼ばれる。友人のジークが妹に好意を抱いていることに気づいている。その後、両親の就任式にエレクトラと共に列席した。 ジークムント・ハイネン 強面の青年で、エクルンドの友人。パーヴァル大学の学生で、夜はバー『クレセント』で中年の強面のマスターと共にバーテンダーをしている。エレクトラとは同じ大学の友人だが、同時にエレクトラに好意を抱いている。しかし、当のエレクトラ本人には全く気付かれていない。 キース・ドンナー エレクトラの恋人。パーヴァル西区でカフェの店長をしている。しかし、エレクトラの両親に既婚者であること、同じように結婚の約束をしている女性が複数いることを見抜かれて、慌ててその場を去っていった。 ドロシー・ライメリン チムニー(クローム・セリオン)の母親。僧侶だった頃の名前はテミス・ユーリヤ(男性ではユーリンにあたる階級と思われる)。実はラテール・ザンテスがサザールだったころに啓示を受け、ある人物との間にもうけた娘で、「不義の子」とされるよりはと、母親のいない子として僧院で育ったが、その事実は伏せられている。本人は母親の素性については気づいているが、父親の素性は知らない。なお父親を知る人には、父親を女性にしたような印象を与える美女で、チムニーを合わせて3男1女の母だが、40代半ばには見えない。ダレスティーヤとエルヴァリータの就任式の後、季節が変わってタイラーが移住してきた頃に就任式でのルウの言葉を聞いたことで、師匠でもあったラテール・ゴラーナに在宅出家を願い出て許可された。 ブライアン・リーヴス ドロシーの夫。科学者で、トゥルークに微惑星などが落ちてきた時に使用する電磁シールドの開発者。実はランバルトの息子で、若い頃のランバルトに生き写しの容貌。父親が元海賊だったことは知っている。また、ドロシーより7つも年下の37歳だが、ドロシーの方が若く見える。ランバルト曰く、8歳からドロシー一筋。 ヴァネッサ・リーヴス ブライアンの母親で、パーヴァル大学の教授を務める女性科学者。ランバルトとの間に息子ブライアンを儲けたが、正式な結婚はしていない。
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