デジタル楽器の普及とは? わかりやすく解説

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デジタル楽器の普及 (1980年代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 07:26 UTC 版)

シンセサイザー」の記事における「デジタル楽器の普及 (1980年代)」の解説

詳細は「デジタルシンセサイザー」を参照 他方国内楽器業界有名なデジタルオルガン特許係争影響もあり、デジタル音源開発への取り組み全般滞りがちだった。そのような中、ヤマハ早くからデジタル音源開発取り組み、また積極的な訴訟対策行って1977年同社初のデジタル系となるPASS音源発売、更にスタンフォード大学からFM音源ライセンス取得して万全を期していた。また電卓戦争覇者カシオは、1979年VLSI技術使った小型電子楽器やホーム・キーボードを発売しデジタル楽器低価格競争先鞭付けた1980年ヤマハFMアルゴリズム使った画期的なデジタルキーボード GS1を発売し1983年には普及価格DX7($1999発売して3年間に20台と世界的ベストセラーとなり一大デジタル旋風巻き起こしたFM音源周波数変調用い複雑な倍音持った金属的な響き特徴とし、多くミュージシャン積極活用した。更に1985年にDX21($795)、DX100($455)とDXシリーズ拡充した。 1980年代中盤には、それ以外デジタルシンセサイザーサンプラー普及価格登場しオールインワンワークステーション機種登場して一般ユーザ・レベルデジタル音源時代開始された。他方1980年代初期活躍したハイエンド・デジタル製品はその優位性失い徐々に事業停止して独自技術売却技術移転をしたり、あるいは思い切った業態変更余儀なくされた。

※この「デジタル楽器の普及 (1980年代)」の解説は、「シンセサイザー」の解説の一部です。
「デジタル楽器の普及 (1980年代)」を含む「シンセサイザー」の記事については、「シンセサイザー」の概要を参照ください。

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