デジタルハイビジョンテレビに関するJEITAの定義とは? わかりやすく解説

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デジタルハイビジョンテレビに関するJEITAの定義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:31 UTC 版)

ハイビジョン」の記事における「デジタルハイビジョンテレビに関するJEITAの定義」の解説

ブラウン管方式場合1125i(有効走査線1080i)および750p(有効走査線720p)をフルデコードして、1125iまたは750p表示できることが条件となる。しかしながら民生品ブラウン管テレビにおいては電子線高精度走査することを長期間わたって維持する事は困難であるため、一般にオーバースキャンが行われている。このため送られてくる映像のうち上下左右の端は画面表示領域外に追い出されており、画面表示されているものは送られてきた映像のうち9割ほどである。なお、ブラウン管スリット数は必ずしも横方向解像度を表すものではない。 液晶ディスプレイプラズマディスプレイなど固定画素方式場合1125iおよび750pをフルデコードして垂直画素数650上で表示できることが条件となる。このためハイビジョン信号表示可能なXGAパネル(1024×768 正方画素)を搭載したテレビハイビジョン映像入力時にはレターボックス表示により、映像部分の実質解像度1024×576当になるため「垂直画素数650以上」を満たしておらず、フルデコード対応デジタル放送チューナ内蔵していてもデジタルハイビジョンテレビの定義からは外れることになる。 デジタルハイビジョン放送では画素数1920×1080(横×縦、正方形画素)または1440×1080(横長長方形画素)が主流である。画素数が1366×768あるいは1280×720パネルもハイビジョンパネルと称してはいるが、1080i表示する際には画素数約半分に減らすスケーリング処理が行われる(この際オーバースキャン処理が行われることがある)。画素数が1920×1080以上のハイビジョンパネルは、1080iスケーリングすることなくドットバイドット (Dot by Dot) での表示が可能である(多く場合デフォルトオーバースキャンになっているため、ユーザードットバイドット切り替える必要がある)。これらのパネルもしくはこれを採用した機種フル付けてフルHDフルハイビジョンフルスペックハイビジョン等と呼称されることが多いが「解像度だけを以てフルスペック呼んでいいのか」等について議論があることから統一され呼称定義されていない表示領域メーカー間で異なるだけでなく、同一メーカー内でも統一されていないまた、同じテレビであっても表示している映像明るさによって表示領域大きく変動してしまう事もある。 なお、デジタルチューナー搭載しているが、表示においてハイビジョン条件満たしてない場合単なるデジタルテレビ」となる。パネル解像度640×480または854×480であるにもかかわらずデジタルチューナー内蔵以ってハイビジョンテレビ呼んでいる場合もあるが、これは誤りである(店頭POPこのような誤りが多い)。そして、デジタルチューナーは未搭載であるが表示においてハイビジョン条件満たしている場合一般的にはデジタルハイビジョン対応テレビ」という、やや紛らわし表現使われる

※この「デジタルハイビジョンテレビに関するJEITAの定義」の解説は、「ハイビジョン」の解説の一部です。
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