デイヴ・ミッチャム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/07 05:56 UTC 版)
「肩をすくめるアトラスの登場人物一覧」の記事における「デイヴ・ミッチャム」の解説
Dave Mitchum コロラド部門の新しい監督長。身長190cm。ボクサーのような体格をしている。 「人に言われるまで待ち、何も確信しないことによって」「決断という決断の必要をかわしながら生涯を過ごしてきた」人物とされている。 不公平さについて、ことあるごとに愚痴をこぼしている。勤労については年功序列を唯一の価値基準とし、鉄道業界に長くいる自分が出世で大勢の者に追い越されていることを、社会制度の不公平さの証拠と見なしている。過失を犯すたびに「誰も教えてくれなかった!」と言い訳するので、どこでも長くは雇われず、いくつもの鉄道会社を渡り歩いている。 「世界発展の友」の代表クロード・スラゲンホップの義弟で、ジェイムズ・タッガートがウェスリー・ムーチにダグニーの私生活の秘密を売る代わりに運賃の値上げのを認めさせたとき、ムーチからついでに押し付けられた(ムーチは「世界発展の友」を「世論に好影響を与える団体」と見なしている)。 列車をただちに動かすよう求めるチャルマーズからの脅迫への対応に関して、クリフトン・ローシー(社長ジェイムズから責任を押し付けられた業務副社長)から責任を押し付けられる。 ローシーから押し付けられた責任を部下に押し付けるため、「緊急時に備え、最上の機関車をただちにウィンストンに送る」ことを、同じ建物にいる列車長と路線係長に書面で指令する(「チャルマーズ氏に機関車を提供せよ」という指令を守った証拠を残しながら、「蒸気機関車でトンネルに進入させた」証拠を残さないため)。 指令どおり蒸気機関車「三〇六号」がウィンストン駅に向けて出発すると、運行指令長ビル・ブレントに、フェアマウント駅(地区本部の30km東)にあったはずの修理中のディーゼル機関車が使えないか見に行くので、30分以内に自分から連絡がなければ、指令書に署名して蒸気機関車「三〇六号」でコメット号を出発させるように、口頭で指示する(蒸気機関車でトンネルに進入させた責任を、あとで運行指令長ブレントに押し付けるため)。 運行指令長ブレントに拒否されるとブレントを殴り倒し、夜勤の運行指令員に、口頭で同じ指示をする。 運行指令員が指示に応じると、目につく作業員、転轍手、窓拭き全員に「コメットのディーゼルを探しに行く」と告げ(蒸気機関車で出発させるつもりはなかったと主張するための証人を確保するため)、線路自動車でフェアマウント駅に向かう。
※この「デイヴ・ミッチャム」の解説は、「肩をすくめるアトラスの登場人物一覧」の解説の一部です。
「デイヴ・ミッチャム」を含む「肩をすくめるアトラスの登場人物一覧」の記事については、「肩をすくめるアトラスの登場人物一覧」の概要を参照ください。
- デイヴ・ミッチャムのページへのリンク