ウィンストン駅の駅長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/07 05:56 UTC 版)
「肩をすくめるアトラスの登場人物一覧」の記事における「ウィンストン駅の駅長」の解説
The station agent of Winston Station デイヴ・ミッチャムに任命されて10日前に着任した、「がさつで無愛想な流れ者」。 夜勤の交換手から事故の報告を受け、シルバースプリングの地区本部に連絡させる。 コメット号が構内機関車に引かれてウィンストン駅の待避線に入った後、チャルマーズから、列車をただちに動かすよう命じる電報を社長ジェイムズ宛に送るように脅される。乗客からの伝言の電送は禁じられていたが、「政令第一〇-二八九号」の施行後はあらゆる審判が「統一評議会」の恣意に委ねられ、どの規則に関しても確信を持てなくなっていたため、電報を送ることを許す。電報の内容と発信者チャルマーズの名前を、友人であるミッチャムに電話で教える。 蒸気機関車「三〇六号」でコメット号を出発させる指令書を地区本部の運行指令員から受け取り、身震いするが、「たぶんトンネルは思ったほど危険ではないのだろう」、「このごろいちばん無難なやりかたは考えないことだ」と自分に言い聞かせ、コメット号の車掌と機関士に指令書のコピーを渡す。 機関士が指令を拒否して山の闇に消えると、蒸気機関車「三〇六号」をシルバースプリングスから運転してきた酔っぱらい運転士ジョー・スコットに、コメット号の運転を依頼する。
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