テムジン707系列
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 01:29 UTC 版)
「バーチャロイドの一覧」の記事における「テムジン707系列」の解説
正確には第2世代VRであるが第3世代VRとともに活動可能であることからここでも述べる。背部のブラスト排出機構である「マインドブースター」の効果からマーズクリスタルの影響下で稼動することが出来た唯一の第2世代機種。707J系列はこの機種を主力に擁するフレッシュ・リフォー精鋭部隊「ブルー・フリート」と共に地球圏では最強と呼ばれていた、しかし火星圏ではマーズクリスタルの影響によりパフォーマンスの低下が著しく、火星圏へ侵攻した際その性能を過信したブルーフリートは第3世代VR「VOX(ボックス)系列」や「アファームドJ/T系列」で構成されたアダックス/トランスヴァールの合同部隊の前に大敗した。このことにより戦略的な存在意義を失ったため、第3世代型テムジンこと、747系列へと発展していくことになる。 「#テムジン(第2世代)」も参照 テムジン707J(フォース[初期機体]、マーズ) 型式番号MBV-707-J、707系列の基幹機種。スライプナーがスライプナーMk4へとバージョンアップする等、前作オラトリオタングラムで活躍したテムジンのマイナーチェンジによる改良型、上述の通りマインドブースターのおかげで稼動はできているものの火星圏においてはマーズクリスタルの影響でパフォーマンスが大幅に低下している。ゲームのバーチャロンフォースの初期バージョンにおいてテムジン系列で最初から選べる機体であるためバランスの良い性能を持つ。テムジン707J Special Force(マーズ) DNAの精鋭部隊用にチューニングが施された赤いカラーリングのマイナーチェンジ機。空中ダッシュ近接が追加され、しゃがみ攻撃や横ダッシュ攻撃などの攻撃性能、および機動性が向上している。特にバーティカルターン性能の向上は著しく、総合性能はMARZ所有の707Sに匹敵する。一定の条件を満たすと支給される。 テムジン707J+(フォース) 型式番号MBV-707-J+、707Jに白虹騎士団より技術提供されたグリンプ・スタビライザー(タイプE)を追加した機体。同スタビライザーの追加に際して機体特性も調整を受け、武器も専用に調整されたスライプナーMk4+となっており、ゲームにおいても前ダッシュビームライフルの攻撃力が上昇した代わりに一発しか発射されないなど、高いパフォーマンスを誇るもかなりピーキーな機体となっている。 テムジン707J/c(フォース) 型式番号MBV-707-J/c、707系列の指揮官機。通信機能向上のために頭部の意匠が変更されている。またスライプナーも大型支援タイプのスライプナーSとも呼ばれる新型のスライプナー、スライプナーMk5が装備されている。ゲーム内では前ダッシュビームライフルが三連発となりターボ攻撃であるラシカル・ザッパーが大幅に強化されるなど、火力が向上しているものの、その分攻撃の隙が大きく耐久力も低い。アーケード版では他の系列の指揮官機と違い、階級の低い一般兵にも支給される。 テムジン707S(マーズ[初期機体]) 型式番号MZV-707-S、707JをベースにしてMARZが改造を施したカスタム機。外観は変わっていないが各部材が高性能なものに置き換えられているため高い性能を有する。ゲーム中では707Jよりも機動性能や近接攻撃力が向上している反面、耐久力が低めとなっており、軽量級機体的な性能が与えられている。MARZ設立当初の主力機体とされ、「マーズ」のゲーム中においては、最初から使用することができる唯一の初期機体。テムジン707S/V(マーズ) 型式番号MZV-707-S/V、707Sのマイナーチェンジ版。頭部の意匠が変更され、前ダッシュビームライフルが三連発に変更されるなど攻撃性能が向上し、防御力も幾分改善されるなど、各性能に調整が加えられている。
※この「テムジン707系列」の解説は、「バーチャロイドの一覧」の解説の一部です。
「テムジン707系列」を含む「バーチャロイドの一覧」の記事については、「バーチャロイドの一覧」の概要を参照ください。
- テムジン707系列のページへのリンク