タラ400形
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「国鉄タム200形貨車」の記事における「タラ400形」の解説
1944年(昭和19年)10月に2両(タム201, タム239)の専用種別変更(二硫化炭素→カセイソーダ液)が行われ、形式は新形式であるタラ400形(タラ400, タラ401)とされた。この改造の際17t 積とされた。 所有者は日本軽金属(1960年(昭和35年)3月7日に日軽化工に社名変更)であり、岩淵駅(現在の富士川駅)を常備駅とした。 その後の1946年(昭和21年)11月にタラ401の専用種別が変更され、形式は新形式であるタム3100形(タム3100)とされた。タム3100形は14t 積苦汁専用車であった。 その後1963年(昭和38年)2月4日にタム3100は、タラ400形へ再改造され車番は元の番号に復帰することなくタラ402が与えられた。これは同時に1両のみの存在であった、タム3100形の形式消滅となった。以上タラ400形は合計3車(内2車は同一車両)が存在した。 1968年(昭和43年)10月1日ダイヤ改正に伴う最高速度75km/h化への対応として、タラ400は1968年(昭和43年)9月30日に廃車となった。タラ402は、走り装置を(一段)リンク式から二段リンク式への改造が行われ、ダイヤ改正以降も生き延びることができたが1975年(昭和50年)3月18日に、廃車となり同時に形式消滅となった。
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