タラ350形→タ1750形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/29 15:41 UTC 版)
「国鉄タサ1200形貨車」の記事における「タラ350形→タ1750形」の解説
タラ350形は、前述の通り1955年(昭和30年)4月6日にタラ300形より1両(タラ312→タラ350)が改造工事を受け誕生した希硫酸専用の18t積タンク車である。タラ350形はその後増備されることなく1形式1両の少数形式であった。 落成時の所有者は、旭化成工業でありその常備駅は種車同様日豊本線の南延岡駅であった。 タラ350形として落成した約4年後の1958年(昭和33年)12月18日に再度専用種別変更(希硫酸→塩酸及びアミノ酸)が汽車製造にて行われ形式は新形式であるタ1750形(タ1750)とされた。本車は合計3回の改造工事を行ったが徐々に積載荷重が減少していった。タ1750形への改造内容はポリエチレンライニングの撤去である。 1966年(昭和41年)5月24日に廃車となり、同時に形式消滅となった。
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