タイ王国空軍史上の飛行機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/03 07:24 UTC 版)
「タイ王国空軍」の記事における「タイ王国空軍史上の飛行機」の解説
タイ王国空軍史上、重要な機体。 ニューポール(多くの機種があり、ニューポール II・ニューポール IV・ニューポール 12・ニューポール 17・ニューポール 21・ニューポール 24bis・NiD 29)- タイ空軍初の所有機。 BF2C - タイ空軍初の戦闘機。フランス空軍の戦闘機ポテーズ 25にドッグファイトを挑んだ。 O2U - タイ空軍初の戦闘機。フランス空軍の戦闘機ポテーズ 25にドッグファイトを挑んだ。 P-36 - タイ・フランス領インドシナ紛争に出動。仏印空軍の戦闘機MS406と交戦。数機を喪失するが撃墜戦果も挙げる。 B-10 - タイ・フランス領インドシナ紛争に出動。緒戦での爆撃作戦などを実施。 九七式戦闘機 - 第二次世界大戦中、ラムパーン県上空で5機の九七式戦闘機が8機のP-51 マスタングと9機のP-38 ライトニングと交戦。タイ空軍はこの交戦により全機を失ったが、P-38を1機撃墜。2機のP-51に甚大な被害を与えた。 一式戦闘機 - 第二次大戦中、アメリカ軍のB-29 スーパーフォートレスを1機撃墜。 C-45B/F - タイ空軍初の輸送機。1947年-1971年間で就役。 スピットファイア - 第二次大戦後のわずかな期間のみ使用。 F8F - 1951年-1963年の間の主力機体。204機使用。現在1機のみが飛行できる形で現存する。 H-5 - 初のヘリコプター。1951年-1953年まで就役。 T-33 - 初のジェット戦闘機。1955年-1995年まで就役。 F-84 - 初のジェット戦闘機。1956年-1963年まで就役。 ファイアフライ - 1958年から標的曳航機として使用。 F-86およびF-86L - 初の後退翼ジェット機。後にF-5E/Fシリーズに交換。 F-5A/B - 初の超音速戦闘機。1966年-2008年まで就役。「古き虎」(オールデスト・タイガー)と呼ばれたF-5Bが含まれており、最初期のF-5Bであった。 ファントレーナー - タイ空軍とドイツのライン航空機製造が共同開発した航空機。 OV-10 - 対地攻撃機。共産陣営との戦闘で使用された。1971年-2004年の間に32機使用。2004年にフィリピン空軍に寄贈された。 アブロ 748 - 2011年、4機が退役。 G.222 - 2012年に6機が退役。内3機が1機のサーブ 340Bと引き換えにスウェーデンに引き取られた。 RTAF-5 - OV-10を単発化・縮小したタイ国産試作練習機(試作のみで計画中止)。
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