ソ連海軍時代とは? わかりやすく解説

ソ連海軍時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 16:26 UTC 版)

生野 (海防艦)」の記事における「ソ連海軍時代」の解説

ソ連では、「護衛艦」を意味するEK」の略号与えられ8月26日にEK-41(ЭК-41エーカー・ソーラク・アディン)の艦名太平洋艦隊編入された。10月ウラジオストク回航1947年から1948年にかけて改装作業受けて類別標的艦(корабль цель)に変更し艦名をTsL-41(ЦЛ-41ツェエール・ソーラク・アディン)と改めた1949年6月17日には類別海洋観測艦変更され艦名も「軸」という意味のヴァルロシア語:Валヴァル)と改められた。 1949年1月にはソ連海軍総司令部作戦局により、各旧日本艦の再兵装案が作成された。計画されヴァルの再兵装案は以下の通りである。 B-34100mm単装砲1基 70K型37mm単装機銃4基 BMB-1型爆雷投射機2基 しかし改造費用多額になること、造船所整備応能力が欠けていたことから造船省の首脳部旧日本艦工事拒否し、艦政局も本格的な改造諦めて最低限工事を施すことにした。1952年5月ソ連海軍総司令官ニコライ・クズネツォフ中将1949年5月12日付けの各旧日本艦の再兵装案を承認した計画されヴァルの再兵装案は以下の通りである。 V-1137mm連装機銃3基もしくは70K型37mm単装機銃6基 Fakel-M型識別装置 MDSH型発煙筒20個(有事搭載) R-644型短波受信機 R-671型短波受信機 R-673型全周受信機 R-609型超短波受信機 1951年から1954年にかけてウラジオストクの第90船舶修理工場再整備作業を受け、1954年第一次太平洋観測派遣隊配属その後1961年6月1日退役し解体のため資金資産局へ引き渡された後、解体された。

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ソ連海軍時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 22:05 UTC 版)

神津 (海防艦)」の記事における「ソ連海軍時代」の解説

ソ連では、「護衛艦」を意味するEK」の略号与えられ、EK-47(ЭК-47エーカー・ソーラク・スェーミ)の艦名太平洋艦隊編入された。10月ウラジオストク回航1948年7月5日海洋観測艦改装され、「北」という意味のノルドロシア語:Нордノルド)に改称された。 1949年1月にはソ連海軍総司令部作戦局により、各旧日本艦の再兵装案が作成された。計画されノルドの再兵装案は以下の通りである。 B-34100mm単装砲1基 70K型37mm単装機銃4基 BMB-1型爆雷投射機2基 しかし改造費用多額になること、造船所整備応能力が欠けていたことから造船省の首脳部旧日本艦工事拒否し、艦政局も本格的な改造諦めて最低限工事を施すことにした。このためノルド含めた多く旧日本艦1953年まで保管状態におかれた。1952年5月ソ連海軍総司令官ニコライ・クズネツォフ中将1949年5月12日付けの各旧日本艦の再兵装案を承認した1951年から1953年にかけてウラジオストクの第90船舶修理工場再就役工事を受ける。6月15日、「測深器」という意味のグロボーニャ(ロシア語:Глубомерグロボーニャ)に改称された。1954年太平洋艦隊335支隊配属同年90船舶修理工場工作艦(плавучая мастерская)への改造工事を受け、3月12日、PM-62(ПМ-62ペエーム・シヂスャート・ドヴァー。「第62工作艦」といった意味)に改称される1965年、第47海防旅団配属その後1969年1月25日退役し解体のため資金資産局へ引き渡された後、解体された。

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