ソ連海軍で
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 20:00 UTC 版)
「タコマ (哨戒フリゲート)」の記事における「ソ連海軍で」の解説
1945年2月23日、タコマはダッチハーバーを出港して南に向かい、ソ連海軍に引き渡す準備のため最初にサンフランシスコで、続いてブレマートンでの広範囲オーバーホールが行われた。7月10日、タコマはアラスカ州のコールド・ベイに戻り、乗艦予定のソ連海軍の兵士に対する訓練を始める。タコマは8月16日にコールド・ベイで退役し、レンドリース法に基づきソ連海軍に貸与された。ソ連では「護衛艦」を意味する「EK」の略号を付与され、EK-12 の名で就役し、4年にわたって活動した。 その後タコマは1949年10月16日に横須賀でアメリカ海軍に返還され、同地で保管された。1950年6月に朝鮮戦争が勃発すると、8月に再就役の準備を開始し、12月1日に横須賀で再就役する。翌日から15日間、横須賀沖および相模湾、東京湾で整調訓練を行う。12月18日から25日まで横須賀で整調後の信頼性試験を行い、その後長崎県の佐世保に向かう。12月28日、タコマは韓国沿岸へ向けて出航した。
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