ソフトウェアの実装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 14:49 UTC 版)
「自己回帰和分移動平均モデル」の記事における「ソフトウェアの実装」の解説
ARIMAモデルに適切なパラメータを見つけるため、Box-Jenkinsパラメータ最適化のような方法論を適用する様々なパッケージがある。 EViews:広範なARIMAおよびSARIMA機能を備えている Julia:TimeModelsパッケージにARIMA実装が含まれている Mathematica:ARIMAProcess関数が含まれている MATLAB:Econometrics Toolbox には、ARIMAモデル と ARIMAエラーを伴う回帰が含まれる NCSS:ARIMA ィッティングと予測のためのいくつかの手順が含まれる Python:statsmodelsパッケージには、時系列分析のモデル(AR、ARIMA、VARなど)や時系列分析のプロセスモデルが含まれている。 R:標準のR statsパッケージには、 ARIMA Modelling of Time Series に記載されている arima 関数が含まれている。この他に A R I M A ( p , d , q ) {\displaystyle \mathrm {ARIMA} (p,d,q)} の部分では、この関数は季節要因、切片項、外性変数(xreg 、「外部回帰因子」と呼ばれる)も含む。CRAN task view on Time Series が参考になり、さらに多くのリンクがある。Rの forcast パッケージは auto.arima() 関数を用いて与えられた時系列のARIMAモデルを自動的に選択することができ、また、simulate.simulate() 関数を用いて季節性および非季節性のARIMAモデルをシミュレートすることができる。 Ruby:statsample-timeseries gemは、ARIMAモデルやカルマンフィルターなどの時系列分析に使用される。 JavaScript:arima パッケージには、時系列分析と予測のモデルが含まれている(ARIMA、SARIMA、SARIMAX、AutoARIMA) C:ctsa パッケージには、ARIMA、SARIMA、SARIMAX、AutoARIMA、および時系列分析のための複数の方法が含まれている SAFE TOOLBOXES:ARIMA モデリングとARIMAエラーを伴う回帰が含まる SAS:計量経済学および時系列分析システム(SAS/ETS)に広範なARIMA処理が含まれている IBM SPSS:StatisticsパッケージとModeler statisticalパッケージにARIMAモデリングが含まれている。デフォルトのExpert Modeler機能は、様々な季節性および非季節性の自己回帰 p、和分 d、移動平均 q の設定と、7つの指数平滑化モデルを評価する。Expert Modelerは、対象となる時系列データを平方根や自然対数に変換することもできる。 また、Expert ModelerをARIMAモデルに限定したり、Expert Modelerを使用せずにARIMAの季節性および非季節性の p、d、q 設定を手動で入力するオプションもある。7種類の外れ値の自動検出が可能で、この機能が選択されている場合、検出された外れ値は時系列モデルに収容される。 SAP:SAP ERPのAPO-FCSパッケージ は ARIMA モデルの作成とボックス・ジェンキンスの方法論によるフィッティングを可能にする SQL Server Analysis Services:MicrosoftのデータマイニングアルゴリズムとしてARIMAが含まれている Stata:Stata 9以降のARIMAモデリング(arimaコマンドを使用)が含まれている StatSim:ForecastWeb アプリにARIMAモデルが含まれている Teradata Vantage:機械学習エンジンの一部としてARIMA機能を備えている TOL(Time Oriented Language):ARIMAモデル(SARIMA、ARIMAX、DSARIMAXを含む)をモデル化するように設計されている Scala:spark-timeseriesライブラリには、Scala、Java、Python用のARIMA実装が含まれ、Apache Spark上で動作するように設計されている PostgreSQL / MadLib:Time Series Analysis/ARIMA X-12-ARIMA:米国国勢調査局
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