ソウ4とは? わかりやすく解説

ソウ4

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/28 21:12 UTC 版)

ソウ4
SAW IV
監督 ダーレン・リン・バウズマン
脚本 パトリック・メルトン
マーカス・ダンスタン
原案 パトリック・メルトン
マーカス・ダンスタン
トーマス・フェントン
製作 マーク・バーグ
グレッグ・ホフマン
オーレン・クールズ
製作総指揮 ピーター・ブロック
ジェイソン・コンスタンティン
ダニエル・J・ヘフナー
ステイシー・テストロ
ジェームズ・ワン
リー・ワネル
出演者 トビン・ベル
コスタス・マンディロア
スコット・パターソン
ベッツィ・ラッセル
リリク・ベント
アシーナ・カーカニス
ジャスティン・ルイス
マーディ・アダムズ
音楽 チャーリー・クロウザー
主題歌 X JAPANI.V.
撮影 デヴィッド・A・アームストロング
編集 ケヴィン・グルタート
製作会社 ツイステッド・ピクチャーズ
配給 ライオンズゲート
アスミック・エース
公開 2007年10月25日
2007年10月26日
2007年11月17日
上映時間 92分
96分(ディレクターズカット版)
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $10,000,000
興行収入 $139,352,633[1]
前作 ソウ3
次作 ソウ5
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ソウ4』(SAW IV)は、2007年に公開されたアメリカ映画。『ソウ』シリーズの4作目。日本ではR15+指定。

概要

前作『ソウ3』とほぼ同じ時間軸を描くサイコスリラー映画。

1作目から脚本を担当してきたリー・ワネルが本作からはジェームズ・ワンと共に製作総指揮に回り、『ザ・フィースト』のパトリック・メルトンマーカス・ダンスタンが新たに脚本家として起用された。

ストーリー

連続猟奇殺人鬼ジグソウことジョン・クレイマーと助手のアマンダの死後、ジョンの遺体を解剖していた検視官が、胃の中から一本のカセットテープを発見する。

慌てた検視官は、すぐさまジグソウ事件を担当しているホフマン刑事に連絡。再生されたテープには「自分の死で、すべてが終わったと思わないことだ」という不気味なメッセージが録音されていた。

一方、ジグソウ事件と関わってしまい、その後仲間を次々と失ったSWATの隊長・リッグは、自宅にいるところを何者かに昏倒させられ、気がつくとジグソウの新たなる被験者として異常なゲームに巻き込まれていた。 今回、ジグソウに裁かれるのは売春斡旋業者や強姦魔などの悪党たち。しかも、過去にどこかで必ずリッグと関わっていたのだ。

リッグによるゲームが進行する中、FBIのストラム捜査官は、事件解決の糸口としてジョンの元妻であるジルの尋問を開始する。そして、その証言から、ジョンの意外な過去が明らかになる。

いったい、誰がゲームを支配しているのだろうか。

登場人物

殺人鬼

ジグソウ / ジョン・クレイマー
演 - トビン・ベル、日本語吹替 - 石田太郎
殺人鬼ジグソウと呼ばれる男。もとは建築と機械工学に精通した実業家だった。

ゲーム参加者

ダニエル・リッグ
演 - リリク・ベント、日本語吹替 - 谷昌樹
SWATの隊長でたたき上げの警官。妻とは上手くいっておらず、離婚寸前。ついにジグソウの「被験者」として選ばれてしまう。
マーク・ホフマン英語版
演 - コスタス・マンディロア、日本語吹替 - 仲野裕
事件の担当刑事。エリックと抱き合わせてゲームの参加者になってしまう。
エリック・マシューズ英語版
演 - ドニー・ウォルバーグ、日本語吹替 - 田中正彦
刑事。2作目でゲームに巻き込まれ、そのまま半年間監禁されていた。今作で再びゲームに参加する。
アート・ブランク
演 - ジャスティン・ルイス、日本語吹替 - 木下浩之
弁護士。リッグやホフマンと言い争っていた。冒頭のゲームに参加。
ブレンダ
演 - サレイン・ボイラン、日本語吹替 - 新田万紀子
少女売春の斡旋をしていた女性。ゲーム参加者。
アイヴァン・ランズネス
演 - マーティ・アダムズ、日本語吹替 - 不明
婦女暴行し、アートの弁護で無罪放免になった男性。ゲーム参加者。
モーガン
演 - ジャネット・ランド、日本語吹替 - 不明
レックスの妻。夫の暴力に怯え、夫の言いなりになっていた。ゲーム参加者。
レックス
演 - ロン・リ―、日本語吹替 - 不明
モーガンの夫。娘を虐待し、学校で事情聴取を受ける。ゲーム参加者。

警察

ピーター・ストラム
演 - スコット・パターソン、日本語吹替 - 石塚運昇
FBI捜査官。現場を見て、ジグソウにはアマンダ以外の協力者がいることに気付く。ジルの尋問を担当し、その後は「ゲーム」を追跡する。
リンジー・ペレーズ
演 - アシーナ・カーカニス、日本語吹替 - 甲斐田裕子
FBI捜査官でストラムの相棒。ストラムと共に事件を調査し、ジグソウから不気味なメッセージを受け取る。
アダム・ヘフナー医師
演 - ジェームズ・バン・パッテン、日本語吹替 - 不明
検死医師。

その他の関係者

ジル・タック
演 - ベッツィ・ラッセル、日本語吹替 - 土井美加
ジョンの元妻。麻薬の再生施設の院長をしている。
彼女によってジョンの過去が語られる。
セシル・アダムス
演 - ビリー・オーティス、日本語吹替 - 不明
ジョンの妻であったジルの診療所に通う麻薬中毒患者。ジルを流産させてしまう。
トレバー
演 - ケヴィン・ラシュトン、日本語吹替 - 不明
冒頭のゲーム参加者。アートと共にゲームに参加させられる。
ジェーン
演 - Aliso・Luther、日本語吹替 - 不明
モーガンとレックスの娘。父親から虐待を受けている。
ジェフ・レインハート
演 - アンガス・マクファーデン(カメオ出演)、日本語吹替 - 後藤敦
3作目でゲームの被験者となった男性。アマンダを射殺し、ジョンをチェーンソーを使って殺害した。クライマックスで意外なところに現れる。
リン・デンロン
演 - バハー・スーメク(カメオ出演)、日本語吹替 - なし
3作目でゲームの被験者となった女性。トラップにより命を落とす。
アリソン・ケリー
演 - ディナ・メイヤー(カメオ出演)、日本語吹替 - なし
刑事でFBI連絡員。リッグとエリックの同僚。前作でトラップにより死亡し、序盤で死体となって発見される。
アマンダ・ヤング英語版
演 - ショウニー・スミス(カメオ出演)、日本語吹替 - 幸田夏穂
ジグソウ後継者の候補だったが、「テスト」に失敗し命を落とした女性。
マーク・ウィルソン
演 - ポール・GUTRECHT(カメオ出演)、日本語吹替 - 不明
1作目のゲーム参加者。トラップにより命を落とす。
ダニエル・マシューズ
演 - エリック・ナドセン(カメオ出演)、日本語吹替 - なし
2作目のゲーム参加者。エリックの息子。ゲームに生還する。
アディソン・コーデイ
演 - エマニュエル・ヴォージア(カメオ出演)、日本語吹替 - 不明
2作目のゲーム参加者。トラップにより命を落とす。
ガス・COlYARD
演 - トニー・ナッポ(カメオ出演)、日本語吹替 - 宇垣秀成
2作目のゲーム参加者。トラップにより命を落とす。
マイケル・マークス
演 - ノーム・ジェンキンス(カメオ出演)、日本語吹替 - 不明
2作目のゲーム参加者。トラップにより命を落とす。

スタッフ

  • 美術&二班監督:デヴィッド・ハックル
  • 衣装:アレックス・カヴァナー
  • 特殊メイク:フランソワ・ダジュネ
  • 特殊メイクアシスタント:デイモン・ビショップ
  • 特殊造形:ニール・モリル、パトリック・バクスター
  • 特殊効果:ティム・バラボール、トム・ホワイト
  • 視覚効果監修:ジョン・キャンファンズ
  • 視覚効果:スウィッチVFX
  • キャスティング:ステファニー・ゴリン
  • 主題歌「I.V.」:X JAPAN

各国のレイティング

  • アメリカ:R(17歳未満保護者同伴必須)(※95分版)
  • 日本R-15(※93分版)
  • 台湾:R-18
  • 香港:III(18歳未満禁止)
  • シンガポール:R21
  • イギリス:18
  • ドイツ:18
  • カナダ:18A
  • フランス:-18
  • オーストラリア:MA(15歳未満禁止)
  • ノルウェー:18
  • アイルランド:18
  • フィンランド:K-18
  • デンマーク:16

メディアミックス

脚注

外部リンク


ソウ4

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/21 15:32 UTC 版)

ビリー人形」の記事における「ソウ4」の解説

『ソウ4』ではダニエル・リッグ巡査自宅アパート襲撃され意識失った後、目覚めた時に登場した。リッグがトイレドア開けたことでテレビにつけられたトリガーワイヤーが引っ張られ外れると、テレビ画面表示されリッグにゲーム説明する部屋を出ると、彼の最初テストメッセージ流され、リッグの目の前にいる頭皮剥ぐ機械入れられ女性ジグソウ犯罪者見なしている)について言及する捜査官のピーター・ストラムとリンジー・ペレーズは、後に学校のある部屋ろうそく囲まれ椅子座っているビリー発見する人形の首に掛けられマイクロカセットレコーダーから、ペレーズは彼女の相棒ストラム間もなく罪のない人間(後にストラムはジェフ・レインハートを射殺する)の命を奪うこと、そして彼女の次の行動が重要であることを知る。そしてビリーの目がペレス向けられ、「ドアを開けろ」と小声メッセージ繰り返され始める。彼女がメッセージ聞き取ろう人形寄りかかったその時ビリーの顔が爆発し、彼女の顔と首に金属片浴びせるペレーズストラムの腕の中に倒れ込みビリー笑い出す。 ジグソウフラッシュバックもあり、生まれる前の息子ギデオンへの贈り物として、ジル・タックビリー威圧的ではない初期バージョン与えている。トビン・ベルインタビューでは、これがビリー起源に関するストーリー始まりであり、彼の三輪車同様に将来ソウ映画で描くことを明らかにした。

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「ソウ4」を含む「ビリー人形」の記事については、「ビリー人形」の概要を参照ください。

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