セイロゼア【セイロゼア】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11165号 |
登録年月日 | 2003年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイロゼア よみ:セイロゼア |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「モルツ」に紅白複色一重スプレイ系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は黄白の地色に濃紫赤色が入るやや小輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さは細、色は褐、強さは中、中空の程度は小、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長はやや長である。葉身長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比は小、葉柄の長さは短、一次欠刻は深、葉の表面の色、裏面の色、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形、花の大きさはやや小、厚みはやや低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数は極少である。管状花部の直径は小、管状花数は中、分布は集中、長さはやや小である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、外花弁の反り方はよじれ、花弁の長さはやや小、幅はやや狭、外花弁の表面の色は黄白(JHS カラーチャート2701)の地色に濃紫赤(同9709)が入り、裏面の色は黄白(同2701)、舌状花表面の色の分布状態はその他(基部濃色)、外花弁の角度は上向き、花盤の色は黄緑、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさ及び総ほうの大きさはかなり小、花首の太さはかなり細、長さは中、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は早である。「コラール」と比較して、葉の一次欠刻が深いこと、外花弁の反り方がよじれであること、外花弁表面の色が黄白(同2701)に濃紫赤が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、「モルツ」に紅白複色一重スプレイ系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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