セイエレーナ【セイエレーナ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第12460号 |
登録年月日 | 2004年 12月 8日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイエレーナ よみ:セイエレーナ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ピーター」に夏秋系スプレイギクを交配して育成されたものであり、花は赤紫色に淡紫ピンク色の爪斑が入るやや小輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さはやや細、色は褐、強さは中、中空の程度は小、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長はやや短である。葉身長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さは短、基部の形は凹、先端の形は尖、一次欠刻はかなり深、葉裂片縁部の重なりの程度は平行する、表面の色、裏面の色及び毛じの多少は中、光沢度はやや強、厚さはやや薄、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は凹形、花の大きさはやや小、厚みは低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数はかなり少、管状花部の直径は小、管状花数はやや多、分布は集中、長さはかなり小である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さはかなり小、幅は狭、外花弁の表面の色は赤紫(JHS カラーチャート9508)に淡紫ピンク(同9501)の爪斑が入る、裏面の色は淡紫ピンク(同8902)で中肋部に濃紫ピンク(同9213)のぼかしが入る、舌状花表面の色の分布状態は爪斑、外花弁の角度は上向き、花盤の色は黄緑及び褐、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさ及び総ほうの大きさはかなり小、花首の太さはかなり細、長さは短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は早である。「セイエドガー」及び「セイロゼア」と比較して、葉裂片縁部の重なりの程度が平行であること、花たくの形が盛り上がった円錐状であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「ピーター」に夏秋系スプレイギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「セイエレナ」であった。 |
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