セイエルザ【セイエルザ】(草花類)
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登録番号 | 第11493号 |
登録年月日 | 2003年 11月 18日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイエルザ よみ:セイエルザ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「セイプリンス」に白色スプレイ系の混合花粉を交配して育成されたものであり、花は黄白色のやや小輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さはやや細、色は緑、強さは中、中空の程度は無、摘心後の分枝性は多、側らいの発生程度及び節間長は中である。葉身長はやや長、葉幅は中、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さはやや長、基部の形は平、先端部分の形は尖、一次欠刻は中、葉の表面及び裏面の色は中、毛じの多少は多、光沢度は弱、厚さは中、硬さは軟、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形、花の大きさはやや小、厚みは低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数はかなり少、管状花部の直径は小、管状花数はやや多、分布は集中、長さはやや小である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや小、幅は中、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2501)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花盤の色は緑、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさはかなり小、総ほうの大きさは小、花首の太さはかなり細、長さはやや長、生態分類型は秋ギク、到花週数は8~9週である。「セイプリンス」と比較して、側らいの発生程度が少ないこと、葉の縦横比が大きいこと等で、「あけぼの」と比較して、花房の形が円錐形であること、花盤の色が緑であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「セイプリンス」に白色スプレイ系の混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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