セイサルーン【セイサルーン】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第12462号 |
登録年月日 | 2004年 12月 8日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイサルーン よみ:セイサルーン | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 12月 9日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「白鳥」に夏系スプレイギクを交配して育成されたものであり、花は鮮紫ピンク色に紫白色の爪斑が入る小輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さはやや細、色は褐、強さはやや強、中空の程度は無、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長はやや長である。葉身長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さは短、基部の形は凹、先端の形は尖、一次欠刻はかなり深、葉裂片縁部の重なりの程度は平行する、表面の色、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さはやや厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は平形、花の大きさは小、厚みはやや低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数はかなり少、管状花部の直径は小、管状花数はやや多、分布は集中、長さはかなり小である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さは小、幅はやや狭、外花弁の表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート 8904)に紫白(同8901)の爪斑が入る、裏面の色は淡紫ピンク(同9202)、舌状花表面の色の分布状態は爪斑、外花弁の角度は上向き、花盤の色は黄緑、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさはかなり小、総ほうの大きさは小、花首の太さはかなり細、長さはかなり短、生態分類型は夏ギク、開花の早晩性は晩である。「セイエドガー」と比較して、葉の基部の形が凹であること、舌状花表面の色の分布が爪斑であること等で、「セイロゼア」と比較して、葉の基部の形が凹であること、花房の形が平形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「白鳥」に夏系スプレイギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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