セイロカル【セイロカル】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11171号 |
登録年月日 | 2003年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイロカル よみ:セイロカル |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「グロリア」に出願者所有の秋咲スプレイ系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は明緑黄色で底部が濃橙赤色のやや小輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さは中、色は褐、強さはやや強、中空の程度は無、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長はやや長である。葉身長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比は中、葉柄の長さはやや長、基部の形は凸、一次欠刻はやや深、葉の表面の色、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さはやや厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず及び2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は平形、花の大きさはやや小、厚みは低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数はかなり少、管状花部の直径は小、管状花数はやや多、分布は集中、長さは小である。花弁の形は平弁、先端の形は尖る、花弁の長さは小、幅はやや狭、外花弁の表面の色は明緑黄(JHS カラーチャート2705)で底部は濃橙赤(同0714)、裏面の地色は明緑黄(同2704)で筒部は橙赤(同0713)のぼかし、舌状花表面の色の分布状態は底赤、外花弁の角度は上向き、花盤の色は黄緑、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさ及び総ほうの大きさは小、花首の太さは細、長さはやや長、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は早である。「セイダンディ」及び「セイエリリア」と比較して、葉の基部の形が凸であること、外花弁の表面の色が明緑黄で底部が濃橙赤であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、「グロリア」に出願者所有の秋咲スプレイ系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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