天王寺ミオプラザ館とは? わかりやすく解説

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天王寺ミオプラザ館

(ステーションプラザてんのうじ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/18 01:01 UTC 版)

天王寺ミオプラザ館(2013年6月)
(画像手前。奥のビルは天王寺ミオ本館)
ステーションプラザてんのうじ時代(2010年5月)
(耐震化工事後)
ステーションプラザてんのうじ時代(2007年5月)
(耐震化工事前)

天王寺ミオプラザ館(てんのうじミオプラザかん)は、大阪府大阪市天王寺区JR西日本天王寺駅駅ビルにあるショッピングセンターである。

本項目では、旧名称の天王寺ステーションデパートステーションプラザてんのうじだった時代の沿革についても記述する。

概要

天王寺駅の駅ビルが竣工した1962年に開業。当初は「天王寺ステーションデパート」と称していたが、1994年12月に「ステーションプラザてんのうじ」に改称。フロアは天王寺駅のコンコース(1階部分)をふくむ地上8階、地下1階建て。

6階 - 8階には近鉄系都ホテルズ&リゾーツ所属の天王寺都ホテルがあった(開業時から1983年までは大阪都ホテルと称した)。天王寺都ホテルの新館(現在の都シティ 大阪天王寺)が1992年大阪阿部野橋駅東側に完成したのちは、「天王寺都ホテル本館」と名称変更し、2001年8月の本館閉館までは、併存して営業していた。閉館後は「ベンチャーポート天王寺」として営業されていたが2003年7月末をもってそれも閉鎖された。

また、かつて地下には映画館「天王寺ステーションシネマ」(こちらも近鉄系のきんえいが経営)もあった。

運営会社

現在の運営会社は、「JR西日本SC開発株式会社」であるが、合併前は「天王寺SC開発株式会社」であり、「ステーションプラザてんのうじ」時代は、「株式会社天王寺ステーションビルディング」が運営していた。出資比率はJR西日本が98.4%、JTBが1.6%。かつては近畿日本鉄道[1]南海電気鉄道も出資していたが、JR西日本が取得した。

2011年7月1日に、天王寺ミオ(現 天王寺ミオ本館)を運営する「天王寺ターミナルビル株式会社」が天王寺ステーションビルディングを吸収合併し、現在の名称となった[2]

沿革

  • 1962年(昭和37年)9月21日 - 「天王寺ステーションデパート」として開業。
  • 1963年(昭和38年)5月 - 8階にビアホールが開設。
  • 1994年(平成6年)12月 - 「ステーションプラザてんのうじ」へ名称変更。
  • 2003年(平成15年)3月 - 外装を青灰色から白色へ変更[3]
  • 2009年(平成21年)12月1日 - 耐震化工事を伴う全館改装(一部テナント除く)。
  • 2011年(平成23年)7月1日 - 株式会社天王寺ステーションビルディングが天王寺ターミナルビル株式会社に吸収合併され天王寺SC開発株式会社が発足。「天王寺ミオプラザ館」へ名称変更。
  • 2012年(平成24年)11月22日 - 1階および中2階先行リニューアルオープン。
  • 2013年(平成25年)3月15日 - 全館リニューアルオープン。
  • 2022年(令和4年)9月 - プラザ館開業から60周年。

過去に出店していたテナント

関連項目

脚注

  1. ^ 大阪都ホテル→天王寺都ホテルの運営に関与するため。
  2. ^ グループ駅ビル会社の合併について 西日本旅客鉄道 2011年3月22日
  3. ^ 天王寺民衆駅 日本建築協会(2023年9月24日閲覧)

外部リンク

座標: 北緯34度38分50.3秒 東経135度30分50.1秒 / 北緯34.647306度 東経135.513917度 / 34.647306; 135.513917




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