スターバックスカード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 19:33 UTC 版)
「スターバックス」の記事における「スターバックスカード」の解説
発行国内のスターバックス全店で使えるプリペイドカード・ギフトカードである。他国の店舗での互換性はなく、それぞれ発行国店舗のみでの利用となる。 アメリカとカナダの店舗では、登録を行ったスターバックスカード利用者は、来店(購入)ごとにシロップ追加、ドリップコーヒーのおかわりが無料となる。2010年6月までは登録を行ったカード利用者に限り2時間までWiFi(AT&T Wi-Fi Access)利用が無料であった(2010年7月からはすべての客に時間制限なしで開放されている)。カードはスーパーマーケットなどでも販売(会員制倉庫型卸売店などでは額面の7割から9割の価格で販売)されている。また、「スターバックスカード・デュエットビザカード」と呼ばれる年会費無料のクレジットカードをスターバックスとの提携でチェースが発行しており、このカードの利用時には、加えて代金の10%が割引となる。 イギリスの店舗でも同様に、オンラインで登録を行ったカード利用者は店舗内の公衆無線LAN(BT openzone)が制限なしに利用でき、シロップなどのオプションは過剰でない限りすべて無料になるうえ、スターバックスカードでドリンクを購入するとドリンク単体の割引が受けられる。また、フィルターコーヒー(トールサイズ)が1ポンドになるなど(この場合のオプションも無料)、スターバックスカードのサービスは世界でも北米と並ぶトップレベルである。 日本では、現金またはクレジットカードによる1,000円以上の入金で発行でき、繰り返しチャージが可能である。ウェブ上に登録したスターバックスカードで支払いをするとリワード制度が導入され、50円につき1star、150star集めると700円分のリワードチケットを発行することができる。残高は店頭やスターバックスカードサポートセンター、ウェブサイトで確認でき、同時に利用期限が更新される(金額の増減を伴わなくとも3年の有効期限が延長される。2012年6月6日以降、有効期限は廃止され無期限となっている)。絵柄は年々変更され、期間限定タイプや懸賞で当たるタイプなどもある。こういった限定の絵柄はオークションでも高価で取引されている。また、贈呈用としてカードを納める封筒もある。カードのタイプはデニーズと同じタイプであるが、デニーズでは利用できない(逆も同様)。 日本を含めたほとんどが磁気カードだが、台湾のみICカードである。台湾では、同じ統一企業グループが経営するセブン-イレブンで発行されている「icash」と同じタイプだが、セブン-イレブンでは利用できない。逆に、セブン-イレブンで発行された「icash2.0」カードは同店舗で使用可能である。 スターバックス ジャパン公式モバイルアプリ内でスターバックスカードを発行、またはプラスチック製カードの取り込みが可能で、おサイフケータイ対応機種であればお店に設置されているリーダーにかざすことで代金の支払い、カードへのチャージが可能となっている。Apple Payには対応していないため、iPhone環境下で使用する際は画面にバーコードを表示することで同様に支払い、チャージが行える。 タンブラーと同様、地域限定のデザインカードも発行されている。
※この「スターバックスカード」の解説は、「スターバックス」の解説の一部です。
「スターバックスカード」を含む「スターバックス」の記事については、「スターバックス」の概要を参照ください。
- スターバックスカードのページへのリンク