コースの定理とは?

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コースの定理

読み方:コースのていり
英語:Coase theorem

資源配分は、法的権利法的義務などに関係なく、すべての状況で同じ配分であり続けるとする定理のこと。

コースの定理は、アメリカの経済学者ノーベル経済学賞受賞したロナルド・コースRonald H. Coase)により発見された。

コースの定理では、農家と、農家隣接する牧場において、牧場の牛が農家穀物荒らし場合を例に挙げている。このような状況下で、お互い事業継続する場合や、どちらか、あるいは両方事業をやめる場合などの資源配分や、損害賠償発生した場合所得配分などを検証している。

例えば、お互い事業継続し、牧場主に損害賠償責任が生じた場合挙げると、資源配分変わらない所得配分は変わる。牧場主は農家賠償額を支払うことにより、牧場収益減少し、農家収益変わらない一方牧場主に損害賠償責任が生じない場合農家収益減少するが、牧場収益変わらない。これにより、損害賠償有無に関係なく、社会的収益農家牧場収益合計額)は変わらないことがわかる。ちなみに農家牧場所得配分損害賠償責任有無により変わる。

コースの定理は、取引費用存在しない前提成立するものであり、取引費用存在すると、資源配分すべての状況で同じ配分でなくなる。

関連サイト
The Problem of Social Cost - (英語)(PDF

外部性

(コースの定理 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/26 07:44 UTC 版)

外部性(がいぶせい、: Externality)は、ある経済主体の意思決定(行為・経済活動)が他の経済主体の意思決定に影響を及ぼすことをいう。一般に経済学では、ある経済主体の意思決定は他の経済主体の意思決定に影響を及ぼさないと仮定するが、現実には他の経済主体の影響を無視できない場合がある。そこで、そのような場合に対処するために考案された概念が外部性である。




  1. ^ どちらの場合も、社会全体の利益(=住民の利益+企業の利益-費用負担)は同じであることに留意されたい。


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