コースの大きさに関する適性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 13:59 UTC 版)
「競走馬」の記事における「コースの大きさに関する適性」の解説
競馬場のコースの大きさは様々であるが、普通はコース用地が広ければコーナーの曲線はより緩やかになり、小さければより急になる、周回距離も同様である。このカーブが緩やかで周回距離の長いコースを一般に大回り、コーナーが急で周回距離の短いコースを小回りと評するが、どちらかを得意にしたり、苦手とする馬がいる。 上記のコースの形状に関する様々な適性が組み合わされることにより、特定の競馬場を得意(あるいは苦手)とする競走馬も存在する。例えばシーイズトウショウなどは「平坦」「左回り」「小回り」の3拍子が揃った2012年改装前の中京競馬場で良績を挙げていたことから中京巧者と呼ばれたり、「小回り」「短直線」「急勾配」が揃った中山競馬場を、有馬記念を含む重賞6勝(13戦8勝)と極めて得意にしていたマツリダゴッホは中山の鬼などと呼ばれていた。 また、川崎競馬場や姫路競馬場のように、小回りながら急なコーナーと長い直線という組み合わせの競馬場では、小回り適性・急コーナーに対する適性と直線の末脚の両方が要求される。
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