コースの危険性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 08:28 UTC 版)
「ルーアン・レゼサール」の記事における「コースの危険性」の解説
安全性の都合上、F1が開催されなくなり、かわりにF2での開催が主となったルーアン・レゼサールだが、そのF2でも安全性が問題となってしまう。1973年6月24日に開催されたヨーロッパF2選手権の第9戦、ルーアンGPにて前述の通りフリー走行にてゲリー・ビレルが死亡。死亡事故の後にドライバーからクラッシュバリアの脆さに不満の声が上がっていたという。しかし、それに対して主催者はコーナー手前にポリスチレンのブロックを4つおいて仮設シケインを作るだけであった。しかも、そのポリスチレンのブロックはレース中にズレたり破壊されていき、最終的にはほとんどスピードを落とさずに走ることができた。これにより、大事故が発生したという。翌年にはヌーヴォーモンド・ヘアピンの前に常設シケインが追加され、この後4年間に渡り死亡事故は発生しなかった。
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